荒廃世界拠点防衛ゲーム『2Week:Death World』Steam向けに発表。物資を集めて拠点を守る、少女たちの2週間サバイバル

 

国内の同人サークルであるハイボク工房は4月19日、『2Week:Death World』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。記事執筆時点では、4月30日のリリースが予定されている。


『2Week:Death World』は、ゾンビアポカリプス後の世界で2週間の生き残りを目指す、2Dのストラテジーゲームだ。本作の舞台では、ある時世界が暗黒で満たされた。主人公を含めた少女たちは生き残っているが、夜になるとゾンビが押し寄せ、襲いかかってくる。崩壊した世界で物資を集め、壁を建築。2週間を生き残りを目指す、ゾンビサバイバルが描かれる。


主人公は、まずは安全な昼のうちに周辺を探索していく。といっても、昼間でもゾンビは存在しているため、戦いながら物資を収集。動画やスクリーンショットを見る限りでは、フォークリフトで轢き殺したり、銃弾を浴びせたりなど、環境や銃を使ってゾンビと戦うようだ。

また探索で弾薬や仲間を集めたあとは、リソースを分配する。資材を使った拠点の拡張や、防衛地点への仲間の配置など、夜にやってくるゾンビに対して守りを固めるわけだ。ゾンビは、拠点の左右からWave単位で登場。ステージごとに2週間生き残ればステージクリアとなる。昼の準備が彼女たちの命運を分ける。


本作では、ステージ挑戦時には最大6枚のカードが編成できる。カードは大きく分けて3種類。プレイヤーにさまざまな恩恵があるパッシブカード。建築メニューを拡張する建築カード。プレイヤーに付き添ってくれるサポートカードとなっている。ステージにあわせてカードの編成を変えるなど、上手くカードを利用することがステージ攻略に繋がるのだろう。

カードは、ステージクリア時に特定の条件を満たしていると、入手可能。もし攻略に失敗しても、難易度や生存日数に応じて物資やカードが入手でき、次回のプレイが有利になっていくそうだ。ゾンビサバイバルものとしては、可愛らしいゾンビやキャラクターたちのドット絵も本作の特徴となっている。


本作を開発しているのは、粒々こしあん氏による国内のサークル「ハイボク工房」だ。ハイボク工房は、2019年頃より活動を始め、フリーゲームや18禁のゲームをリリースしてきた。Steamでは、本作が初リリースとなる。Ci-enの記事によると、本作にはリリース予定の4月30日時点で、ステージ2までが実装予定。5月中にステージ3が追加されるなど、いくつかステージが追加される。またゲーム内容としては、横スクロール形式で村を防衛する『Kingdom』シリーズに近いシステムが採用されているそうだ。

『2Week:Death World』はPC(Steam)向けに、4月30日リリース予定となっている。