ゾンビ“側”大群アクション『They Are Coming!』5月20日発売へ。時は第二次世界大戦、群れを率いて人間の脳をいただきます

 

パブリッシャーのFreedom Gamesは4月16日、『They Are Coming!』を現地時間5月20日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。 
 

 
『They Are Coming!』は、ゾンビの群衆を操って進む見下ろし型のアクションゲームだ。舞台は第二次世界大戦中の1944年、ヨーロッパのアルデンヌ地方。連合軍に追い詰められたドイツ軍は、秘密兵器として「ワンダーワッフェ」なる存在を繰り出す。それは、血に飢えた一人のゾンビだった。プレイヤーは連合軍やナチス、そして道中で出会うさまざまな人々の脳を食らい、ゾンビの群れを拡大。大群衆となって、どんどん人間たちを襲っていくのだ。 

もちろん、人間は黙って食べられるばかりではない。ときにはマシンガンや迫撃砲、戦車など、数多くの戦争兵器を使ってゾンビを退けようとしてくる。プレイヤーはこうした攻撃を受けつつも、基本的には数の力で相手を圧倒。大量のゾンビを率いて突進し、さらなる群れの拡大を目指すのだ。ときにはパワーアップを手に入れることも可能。10秒間にわたり群れの移動スピードを上げるなど、さまざまな恩恵を受けることができるようだ。また公開されているスクリーンショットによれば、ゾンビはDNAによって進化することも。炎に対する耐性を獲得するなど、成長要素も用意されているようである。 
 

 
ステージとしては、多彩なロケーションが登場。開けた平野や白く染まった雪原、自動車やヘリの飛ぶ市街地など、さまざまな場所が待ち受けている。こうしたステージには、隠された秘密やチャレンジなども存在するそうだ。群れを拡大するだけでなく、探索することもゲームの目的の一つとなるだろう。ステージの最後には、タイムボーナスやエリア探索度に応じたスコアなど、攻略具合によって成績がつけられる。可能な限り多くの人間を食べ、すべてを圧倒するゾンビの一団を作り上げよう。 

『They Are Coming!』の開発を手がけるのは、デベロッパーのThe 6-month initiative。これまでには、第一次世界大戦や第二次世界大戦を舞台としたマインスイーパー『War Mines』シリーズを発売。また別途開発中のタイトルとして、マインスイーパーと農業シムを組み合わせた『Farming Sweeper』を制作している。『They Are Coming!』では新たなアプローチとして、群衆アクションに挑戦するようだ。 
 

 
『They Are Coming!』は現地時間5月20日、PC向けにSteam/Epic Gamesストアにて発売予定だ。