『ポケモン』ダイパリメイク、最新アプデで進行不能バグが修正。しかし、どこが直されたかはボカされる

 

任天堂は12月2日、『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の最新アップデート1.1.2を配信した。公式の告知によれば、「特定の条件下でゲームが進行できなくなる不具合を、いくつか修正」および、「そのほか、ゲームを快適に遊んでいただけるよう、いくつかの問題を修正」しているという。 

以前のアップデート1.1.0では通信機能追加や殿堂入り後の要素追加、一部ゲーム内ムービーと演出を追加など、詳細なアップデート内容が告知されていた。くわえて1.1.1では、1.1.0で追加された要素の最適化がおこなわれたとされている。これまでは具体的なアップデート内容が明示されていたわけだ。それに対して今回は、実際にどのような部分が修正されたのか明かされていない点が印象的である。 

本作についてはバグが複数報告されており、なかにはゲームを進行できなくなる深刻な不具合も報告されている。たとえば、「そらをとぶ」を使用した際、マップ選択の前に裏で建物の中に入ると、移動以外の操作を受け付けなくなり進行不能になるとの証言がある。また、サファリパークで特定条件の際に画面が暗転すると、操作を受け付けなくなるという報告も出ている。 
 

 
また、各ジムにおいても進行不能バグが報告されているようだ。ノモセジムでは、セーブせずに切り、オートセーブから開始するとプレイヤーが水中に沈んで脱出できなくなるというバグが話題に。また、ナギサジムの歯車から落下し、出られなくなるといったケースも報告されている。キッサキジムでも、雪玉の移動で進行方向がすべて塞がれてしまい、移動できなくなるケースがあるようだ。このほか、地下大洞窟でメッセージウィンドウが消えなくなり進行できなくなる事例や、逆に戦闘中にメッセージウィンドウが消えたまま進まなくなる例なども報告が挙がっている。 

今回のアップデートにおいて、具体的にどの場面でのバグが修正されたのかは不明。数あるバグのなかでも、ゲームが進行できなくなる深刻な症状のものが優先的に修正されたということだろう。どのケースが解決されたのかは、今後の有志検証により判明していくものと思われる。継続したアップデートにより、安定した品質でゲームを楽しめる日を待ちたいところだ。 公式の告知はこちらを参照してほしい。

『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』はNintendo Switch向けに発売中だ。 




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