フィットネスゲーム『Fit Boxing』まさかのTVアニメ化。「キミとフィットボクシング」として、10月よりTOKYO MXにて放送へ

 

イマジニアは8月26日、TVアニメ「キミとフィットボクシング」を発表した。2021年10月1日からTOKYO MXにて放送するという。「キミとフィットボクシング」は、Nintendo Switch向けフィットネスゲーム『Fit Boxing』シリーズを原作とする作品だ。

「キミとフィットボクシング」は、『Fit Boxing』シリーズに登場するインストラクターにフォーカスし、ゲーム画面の向こう側にある彼らの日常を描くショートコメディアニメになるという。ゲームでおなじみの声優陣が、アニメでも共演する。具体的な放送時間は、TOKYO MXの毎週金曜21時54分の、5分枠。いまでいうところの、「別冊オリンピア・キュクロス」が再放送されている枠だ。

『Fit Boxing』は、シリーズ累計180万本を超えるヒット作品。有酸素運動をゲーム感覚でできることはさることながら、インストラクターと共にアクティビティを続けていく“キャラゲー”的な側面もある。そのインストラクターたちを題材にして、アニメ化してしまおうという、なかなか面白い試みだ。


脚本と監督を務めるのは、森田と純平氏。「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン」のシリーズ構成や、「LOST SONG」を総指揮した実績がある。最近ではショートアニメ「ノクターンブギ」も手がけており、さまざまなアニメ作品に携わってきた。森田と純平氏が『Fit Boxing』をプレイする中で、インストラクターたちの日常を妄想するようになり、物語をいくつも考案。イマジニアに直談判をしたことが、アニメ化のきっかけだったという。

アニメーション製作は前出の森田と純平氏が率いるStory Effectと、イマジニアが携わる。声優としては、ゲーム版と同じく、カレン役を鬼頭明里さんが務め、ヒロ役を石田彰さんが担当。もちろん、リンやエヴァン、マルティーナやソフィといった面々も登場する。アニメは12話構成になるそうで、TOKYO MXの放送だけでなく、動画配信プラットフォームでの配信も順次開始されるとのこと。


『Fit Boxing』といえば、『Fit Boxing 2』と連携するスマホアプリが発表されている。イマジニアは、『Fit Boxing』シリーズの機能を拡充化しながら、シリーズそのものを有名IP化しようとしているようだ。同シリーズの破竹の勢いは、まだまだ続きそうである。

キミとフィットボクシング」は、TOKYO MXにて10月1日から放送予定。ゲーム『Fit Boxing』シリーズは、一作目と二作目ともにNintendo Switch向けに発売されている。




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