廃墟ガーデニング禅ゲーム『Cloud Gardens』9月1日正式リリースへ、Xbox版も発売。コンテンツも大増量

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インディースタジオNoioは8月18日、Steamで早期アクセス配信中の『Cloud Gardens』を現地時間9月1日に正式リリースすると発表した。あわせて、Xbox One/Xbox Series X|S版もリリースされるという。

『Cloud Gardens』は、廃墟に草花を咲かせていくパズルゲームだ。ジオラマ風のステージにて、タイヤや自販機といった人工物を配置。人工物の配置によって廃墟には草木が生えていき、どんどん自然豊かになっていく。儚くも美しい、自分だけの廃墟を作り上げていくのだ。


ゲームモードとしては、ステージ制のパズルを解くキャンペーンモードと、自由に遊べるサンドボックスモードの2つのゲームモードが搭載されている。キャンペーンモードでは、ステージごとに限られたオブジェクトを配置しながら、一定量の植物が廃墟を覆えばステージクリア。ゲームの流れとしては、まずステージに植物の種を植え、オブジェクトを配置しつつ植物を育て、実った花や果実を収穫して新たな種を得る。これを繰り返し、廃墟を植物で覆っていく。

サンドボックスモードでは、制約に縛られず自由に廃墟をデザインできる。配置するオブジェクトや植物だけでなく、ステージの大きさや種類、背景なども設定可能。サンドボックスモードで使用できるオブジェクトや植物は、キャンペーンモードを進めることでアンロックできる。


ただただ、廃墟に植物を植えていく。それだけのシンプルなゲームであるが、かわいらしくも儚いグラフィック、そして廃墟が草花で埋まっていき鮮やかになっていく演出が評価されている。Steamストアでは900件以上のレビューが寄せられ、評価は「圧倒的に好評」。ステージによっては頭を使うものの、穏やかな雰囲気でプレイでき、禅のように楽しめるゲームに仕上がっている。

正式リリースに際しては、Branching Overworld Mapなる大規模マップが追加されるとのこと。既存レベルを組み合わせた、大きなスケールのステージが登場するという。ステージ自体も15以上追加され、アイテムも120以上導入されるとのこと。フリーカメラモードや、Skyboxのカスタマイズオプションも追加。コントローラーもフル対応となり、実績も導入。さらに、日本語を含めた7言語にも対応する。ゲーム内はほとんど言語表現が出てこないといはいえ、嬉しい対応になるだろう。

当初は3か月の早期アクセス配信が予定されていたものの、正式リリースには1年の歳月がかかった『Cloud Gardens』。それに見合う量のコンテンツも追加され、草木を生やす禅体験はより洗練されている。正式リリースに際して、同作のプレイを検討してもいいだろう。『Cloud Gardens』はPC(Steam/itch.io)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに現地時間9月1日に正式リリース予定だ。

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