『レインボーシックス シージ』Y6S3「Crystal Guard」の情報公開。設置可能な透明シールドを持つ、攻撃側の新オペレーター「Osa」が登場

 

Ubisoftは8月16日、『レインボーシックス シージ』の次期シーズン「Crystal Guard」の情報を公開した。Year6シーズン3にあたるCrystal Guardでは、新オペレーターの「Osa」の登場が予告されており、その詳細も明らかになっている。


新オペレーターであるOsaことアンヤ・ヤンコヴィッチは、電気機械技術・軍事工学・ロボット工学に通ずる天才というキャラクター。 攻撃側のオペレーターであり、556XIアサルトライフルとPDW9サブマシンガンをプライマリ武器にし、PMMハンドガンをセカンダリ武器にもつ。そして彼女を特徴付けるのが、固有ガジェットであるTalon-8 クリアシールドだ。

Talon-8 クリアシールドは、防衛側オペレーターがもつ展開型シールドとほぼ同じサイズではあるが、向こう側が透けて見えることに加え、盾のように持ったまま移動できるという違いがある。やや高さがあるため、頭部までカバー可能だ。通常の盾とは違って、ラぺリング中にシールドを両手に持ち、そのまま突入するという芸当も可能。また、床だけでなく窓枠にも設置でき、窓にバリケードがあったとしても一気に破壊して設置する。

設置されたTalon-8 クリアシールドに対する防衛側の対処としては、ニトロセルなどの爆発物によって簡単に破壊可能。Miraのブラックミラーと同様に、手前側下部に配置されたボンベを破壊することでも排除できる。また、ガスグレネードやシュミハランチャーなどがシールド背後のプレイヤーに有効なほか、近接攻撃によって透明なシールドにヒビを入れれば視界を遮ることが可能とのこと。


Crystal Guardでは、既存オペレーターのバランス調整も実施予定。上の映像では、Twitch・Fuze・IQについて紹介されている。Twitchは、ショックドローンがジャンプ可能になり、さらに弾がレーザーに変更される。これにより、デバイスの停止ではなく破壊性能が備わる。与ダメージや射程範囲も強化されるが、当たり判定範囲は2倍になるという。

Fuzeは、クラスターチャージが、補強面およびMiraのブラックミラーにも設置できるようになる。補強面については、突破にかかる時間が3秒ほど増加するが、汎用性が高まったかたちだ。そしてIQは、デバイス探知機がアップデート。PING 2.0が壁越しにも使用できるようになり、さらに探知した対象の情報がチームメイトの画面にも表示される。

このほかにも、FinkaやGlaz、Iana、Mute、Sledgeといったオペレーターや武器を含め、さまざまなバランス調整がおこなわれる。詳細は公式サイトのデザイナーノートを確認してほしい。


マップについては、クラブハウス・海岸線・銀行の3つに部分的な変更が加えられる。いずれもバランス、環境オブジェクトの破壊状態、音の伝播、ライティングに関して、最近のプレイ状況を反映したかたちになるとのこと。まずクラブハウスは、爆弾のあるエリアのひとつが倉庫からステージ横に移動。すなわち、ステージとバーに配置されるようになる。また、バーとステージのあいだに出入り口が追加され、屋外にも犬舎と落書きエリアを繋ぐ新たな通路が用意される。

海岸線は、VIPラウンジにある大きな窓が、破壊可能な壁に変更。また、VIPラウンジ外のDJブースから、ラペリングで屋上に出ることができるようになる。1階勝手口にあった爆弾エリアは受付に移動。このほか、射線の一部が塞がれ、さらに中庭の一部の窓を塞ぎ、開放されている窓もすべて封鎖できるようになる。

銀行は、2階にカバーできるポイントを追加。駐車場からのぞき込める窓も多くが塞がれる。また、エレベーターはサイズが大きくなり、一部の窓に配置されていた鉄格子はすべて排除。さらに、ロビーに落とし戸が追加され、屋外には裏路地にあらたなルートが用意される。スポーンキル防止のための射線調整や、逃走キル防止のための車両の移動もおこなわれる。こちらも詳細は公式サイトを確認してほしい。


『レインボーシックス シージ』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。Year6シーズン3「Crystal Guard」は9月開始予定で、テストサーバーには8月17日から導入される。なお、新オペレーターOsaのテストサーバーデビューに関しては、翌日8月18日からとなっている。