大好評マルチプレイポータルFPS『Splitgate』、安定性向上でさらにプレイヤー数が激増。リリースに向け破竹の勢いは止まらない

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デベロッパーの1047 Gamesは8月5日、マルチプレイポータルFPS『Splitgate』最新パッチにて、同作のネットワークキャパシティと安定性を大幅に向上させたと発表した。マッチング待ちの時間が大きく削減されているという。あわせて、Steamでの同時接続数も大幅に増加しているようだ。 
 

 
『Splitgate』はアリーナスタイルの対人FPSと、『Portal』のようなシステムを組み合わせたマルチプレイシューターだ。プレイヤーはステージの各所に、入口と出口がつながったポータルを開けることが可能。緊急時の抜け道として使ったり、敵の背後をとるための奇襲に利用することが可能だ。本作は2019年5月にSteamにてPC版が配信され、Steamでの平均同時接続数は300~600人程度に推移していた。 

ところが7月13日、PC・海外コンソール向けにクロスプレイ対応のオープンベータ版が配信開始されたことで状況が一変。全プラットフォームあわせての同時接続数は6万5000人にまで跳ね上がった。開発チームは突然のヒットを喜びつつも、急激に負荷が上昇したサーバー負荷が問題に。度重なるサーバーエラーにより、7月22日にはすべてのオンラインプレイを一時停止する処置をおこなった。その後もバックエンド拡充を続けるとして、7月27日に予定していたコンソール版・クロスプラットフォームを含むリリースを延期。8月のリリースを目指すことを発表した。同時に、ベンチャーキャピタル企業Human Capitalより1000万ドル(約11億251万円)の投資を獲得している。 
 

 
本作は7月31日の時点で、全プラットフォーム合計での同時接続数10万人を維持しながら、安定性を保っていることを報告。ゲームの成長としても、技術的な観点からしても、大きなマイルストーンに至ったと報告していた。ただし8月に入ってからも、あまりの人の多さからキューシステムがうまく稼働せず、公式TwitterからAFK(一時離席)をなるべく避けるように呼びかけがなされる一幕も。マッチメイクまでに90分かかるとの報告もあり、8月に入ってもなお開発チームの苦闘が続いていることが伝えられていた。8月4日のメンテナンスにおいては引き続きサーバー安定化が実施されたほか、マッチメイクの待ち時間をスキップするツール使用者をBANするなどの対策もおこなったようだ。 

こうしたなか、1047 Gamesは8月5日に最新アップデートを実施。今回のアップデートでは、これまで以上に大きなキャパシティと安定性の確保が実現できたという。公式の発表によれば、現在のマッチメイクの待ち時間は5分程度。長くなっても30分未満程度にとどまるだろうとしている。リリースを前に、大きな進歩を迎えたといえそうだ。 

こうしたサーバー安定などを契機に、『Splitgate』はますます成長を遂げている。Steam版のみのアクセス数を見ても、ピーク時の同時接続数は6万7165人を迎えた。7月24日時点で Steam版の同時接続数のピークは1万1000人だったことを考えると、きわめて大きな躍進を遂げたといえる。また当初は収容人数6万5000人が限界といわれていたデータベースにも、改善が施されたことがはっきりとわかるだろう。 
 

 
わずか4人のプログラマーを中心に、睡眠を犠牲にしながらサーバー拡充と安定化にあたってきたという1047 Games。その成果もあって、リリースを前に勢いを落とすことなく、安定性の確保を進められているようだ。はたして、全プラットフォームにおける正式リリースは大団円を迎えることができるだろうか。動向に要注目である。『Splitgate』は、国内ではPC(Steam)/Xbox One向けに配信中(海外向けにはPS4版もリリース)。

【UPDATE 2021/08/06 17:25】
国内向け対応プラットフォームを追記。

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