講談社、週刊少年マガジンの企画で“クソゲー”を募る。マヂラブ野田クリスタル氏が特別審査員に

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講談社は7月7日、「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」(以下、「シャンフロ」)発のプロジェクトの一環として、“クソゲー”コンペの応募受付を開始した。コンペの審査員は同作の著者である硬梨菜氏と不二涼介氏、週刊少年マガジン編集部にくわえ、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタル氏が特別審査員を務める。賞金は最大100万円だ。


「シャンフロ」は、小説投稿サイト小説家になろうにて硬梨菜氏が投稿している小説で、週刊少年マガジンで不二涼介氏によるコミカライズが連載されている。“クソゲー”をこよなく愛する主人公・陽務楽郎は、些細なきっかけから“神ゲー”と話題のMMORPG「シャングリラ・フロンティア」をプレイすることになる。バグも理不尽な判定もない神ゲー「シャングリラ・フロンティア」に対し、楽郎はクソゲーで培ったプレイヤースキルを武器に攻略を進めていく。

フルダイブ型のVRゲームという小説家になろうでは定番の題材を取り扱っている作品だが、作中で描写される緻密なクソゲー描写や、数多のクソゲーをクリアしてきたという実績に裏付けられた主人公の強さなど、設定が奇抜なだけでなく作中における説得力が評価されている作品だ。小説版は書籍化されていないものの、小説家になろう累計ランキングでは常に上位。コミカライズ版もWEBなどを経由せず、いきなり週刊少年マガジンの本誌から連載が開始していることから人気の高さがわかる作品である。


そんな「シャンフロ」の“クソゲー”コンペの特別審査員を務めるのは、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタル氏だ。野田氏は自身もゲームクリエイターであり、2021年4月29日にNintendo Switch向けパーティーゲーム『スーパー野田ゲーPARTY』を発売している。審査に際して、野田氏はお笑いナタリーにて以下のようにコメントした。

クソゲーと聞くとよくないもののイメージがありますが、クソゲーというのはあくまでジャンルでクソゲーにも奥行きがあります。良いクソゲーもあれば悪いクソゲーもある。でもクソゲーなのだから悪いクソゲーの方が正解なんじゃないかと頭をグルグルさせてくれるのがクソゲーの面白いところです。精一杯審査員をやらせていただきます!

「シャンフロ」の“クソゲー”コンペでは、大味なバランス調整や理不尽な展開といったクソゲーそのもののほか、「思い出のクソゲーを再び手に入れて遊ぶため各地を旅してゲームを探すADV」のようにクソゲーを題材として使用した作品や、作中に登場したクソゲーの再現など「シャンフロ」自体を題材とした作品の応募も可能である。

そもそもとしてクソゲーの定義がかなりあやふやで気になるところではあるが、同作の世界観に合ったものを募っているのだろう。応募締切は2022年3月31日まで。詳細な要項は公式サイトを参照してほしい。

なお講談社は別途、「講談社ゲームクリエイターズラボ」と題したインディーゲームクリエイター支援プロジェクトも推進している。第二期メンバーは2021年から10月31日にかけて募集される予定だ。

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