『Loop Hero』売上80万本突破。初メジャーアップデートの詳細が公開、ゲーム速度追加など

 

デベロッパーのFour Quartersは現地時間6月15日、『Loop Hero』 初のメジャーアップデートとなるバージョン1.1の詳細を発表した。発表では本作の売り上げが80万本を突破したことにも触れられており、本作がセールス的に好調であることがうかがえる。


『Loop Hero』は無限ループ化してしまった世界を舞台にしたRPGだ。プレイヤーはループする道程をひたすら循環しつつ、装備を吟味して入れ替え、カードを使ってマップを改変しながら、生存者のためのキャンプ地再建とループの破壊を目指す。シンプルながら奥が深く、中毒性のあるゲームプレイが話題を呼び、発売から1週間で売り上げは50万本を突破(関連記事)。記事執筆現在のSteamユーザーレビューステータスは「非常に好評」となっている。

前述の売り上げ50万本突破時にも、QoL(快適さ)改善を軸としたアップデートについての予告がおこなわれていた。今回の発表で、より踏み込んだ内容が明らかにされている。まずは遠征中のセーブ機能が追加され、いつでも気軽にゲームを中断できるようになるとのこと。新たなゲームスピードが追加され、遠征中は最大4倍速、戦闘は最大2.5倍速まで加速できるようになる。


ほかにも、ボスのパークがロックできるようになり、遠征パークプールにドロップしなくなる機能や、インベントリのアイテムを右クリックでロックする機能が追加。デッキの切り替えをカード、サプライ、パークそれぞれのメニューからおこなえる様になるなど、多岐にわたるQoL関係の改善が盛り込まれている。また、戦闘中の逃走が可能になり、3種類の新タイルと2種類の敵も追加されるとのことだ。

バージョン1.1アップデートの配信期日は未定。なお現在バージョン1.1のベータテストがおこなわれている。こちらはテスト版であり、正式版とはセーブデータを分けることが推奨されている。リスクは伴うが、同アップデートの改善にいち早く触れたいプレイヤーは参加する価値がありそうだ。

『Loop Hero』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Humble Store)向けに発売中だ。Steamでの通常価格は1520円。ゲームは日本語字幕/UIに対応している。