美麗グラフィックADV『すみれの空』Steam/Nintendo Switch向けに配信開始。少女が“とびっきりの一日”を目指す冒険


GameTomoは5月27日、自然豊かな田舎町を舞台とするアドベンチャーゲーム『すみれの空』の配信を開始した。対応プラットフォームは、PC(Steam)およびNintendo Switch。価格は、Steam/Nintendo Switch版ともに1480円(税込)。なお、発売記念セールをおこなっており、6月3日まで10%オフの1332円(税込)で購入できる。

『すみれの空』は、アドベンチャーゲーム。日本風の美しい山村に住む少女スミレを操作して、“とびっきりの一日”を過ごすことが本作の目的だ。ストーリーを進めながら、冒険の途中で出会うキャラクター達と交流することもできる。刻々と過ぎる時間の中で、どのように過ごすかはプレイヤー次第。選んだ行動や選択肢によって、「スミレの物語」が変化する。

主人公スミレの願いは、おばあちゃんにもう一度会うこと。スミレと行動をともにする精霊の「お花さん」は、“とびっきりの一日”を過ごすことができれば、スミレの願いを叶えるという。お花さんとの約束を果たし、おばあちゃんに再び会うため、スミレは“とびっきりの一日”を過ごすことを目指して冒険に出る。


「1日」という限られた時間を描く本作では、物語の区切りで「時間帯」が変化する。時間帯によってステージの環境が変わり、冒険の途中で出会うキャラクター達との交流にも影響を及ぼす。また、特定のタイミングのみで登場するキャラクターや限定イベントも存在するという。

ゲームシステムとしては、フィールドを自由に探索しながら、メインストーリーに関わる小目標を達成していくことで、ゲームが進んでいく。フィールドは、横スクロール風でありつつ前後にも奥行きのある2.5D表現となっており、基本的には右から左へ進むデザインだ。隠されたアイテムを拾ったり、個性的なキャラクターと交流したりしながら、目標達成を目指そう。


本作の開発を手がけたのは、『Cuphead』のローカライズや『ロスト・エンバー』の国内販売をおこなったGameTomo。『すみれの空』は、初の自社開発タイトルだ。なお本誌では、GameTomoの開発陣へのメールインタビュー記事の掲載を予定している。本作をつくったきっかけや、美しいビジュアル表現に込められた意味や工夫、開発環境などについてお話をうかがったインタビューをお届けする予定だ。


『すみれの空』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中。6月3日まで、10%オフの1332円(税込)で購入することができる。