脱税カブ少年のアクションゲーム『Turnip Boy Commits Tax Evasion』Steamにて4月23日配信へ


パブリッシャーの Graffiti Gamesは4月2日、Snoozy Kazooが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Turnip Boy Commits Tax Evasion』を、4月22日に配信すると発表した(Steam版は日本では23日配信)。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外Nintendo Switch。価格は不明だが、Steamでは20%のローンチ割引が実施される。
 

 
『Turnip Boy Commits Tax Evasion』の主人公は、野菜のカブの姿をした少年だ。彼は、税金を支払わなかったとして家から追い出され、またタマネギ市長に多額の借金をしていることもあり、その返済のため冒険に出ることになる。この野菜の国では政府が腐敗し、野菜民コミュニティも傷んでしまっており、冒険をおこなう中では、その原因を突き止めて政府の打倒を目指すことになるという。

本作は、見下ろし型視点のアクション・アドベンチャーゲーム。主人公の脱税カブ少年は、野菜のキャラクターが暮らす世界を冒険しながら、ダンジョン攻略に挑戦する。ダンジョンには多数のパズルが存在するほか、虫や動物の敵キャラクターも存在。野菜民をいじめている巨大なボスとの戦いも待っている。

カブ少年は、植物でできた剣やスコップなどを駆使して戦う。また、レモンおじさんに譲ってもらったジョウロも重要なアイテムのひとつだ。これを使い特定の植物に水を注ぐと、成長してアイテムが出現することがある。メイン武器の剣もそうして入手でき、また映像では爆弾となる実に成長させてバトルに活用する様子も見られる。
 

 

 
ダンジョン内ではお宝を発見でき、これをもとに借金を返済することになるという。一方で、ゲームを進める中ではタマネギ市長から請求書を受け取ったり、脱税犯としてカブ少年がお尋ね者になっていることを知らせる貼り紙を発見できることがあり、これらを破り捨てることができる。そうして脱税の証拠を隠滅していくことが、結果的に腐敗した政府に打撃を与えることに繋がるそうだ。

また本作では探索やバトルだけでなく、さまざまな野菜キャラクターたちとの交流も描かれる。彼らはみな何らかの問題を抱えているとのことで、おそらく話しかけるとクエストを請け負えるのだろう。そうして冒険を進め、脱税にも悪びれない行動を取っていくことで、複数あるエンディングの内のひとつへとたどり着くという。
 

 
『Turnip Boy Commits Tax Evasion』は、PC(Steam)にて4月23日に国内配信予定だ。Nintendo Switch版の日本でのリリースについては現時点では不明である。