サバイバルホラー『サイコブレイク2』など期間限定で無料配布中。Epic Gamesストアにて

 

Epic Gamesストアにて10月27日、『サイコブレイク2(The Evil Within 2)』および『Tandem: a Tale of Shadows』の無料配布を開始された。配布期間は11月3日午前0時まで。期間内にEpic Gamesストアのライブラリに追加することで、配布期間終了後もプレイ可能となっている。

『サイコブレイク2』は、三上真司率いるTango Gameworksが手掛けたサバイバルホラーゲームだ。前作『サイコブレイク』で経験した事件を経て、不幸のどん底にいる主人公セバスチャン・カステヤノスは、死んだはずの娘を救うチャンスを得て、悪夢の世界へと足を踏み入れていく。

『サイコブレイク』がリニア式のゲームとして作られていたのに対し、本作はフィールドの探索要素が強められている。今作では、探索をおこなって新しい武器をはじめ、セバスチャン自身や武器を強化するアイテムを手に入れ、ゲームの進行を楽にして進めるというアプローチも可能。さらに、サイドミッションも用意されており、ゲーム中で寄り道ができる場面も。前作以上にできることが増えた続編となっている。


本作は、Steamのストアページにおいて、本稿執筆時点で1万5824件のすべてのレビューで92%の好評を獲得し、「非常に好評」のステータスを得ている。難易度が前作と比べてややマイルドになった点、前作では難解だったストーリーがわかりやすくなった点などが、高評価へと繋がる要因になっているようだ。また、前述した探索要素を評価する声もいくつか見受けられる。ただし、『サイコブレイク2』は、ストーリーがわかりやすくなったとはいえ続編である。本作をプレイしたことによる前作のネタバレが気になるという人は、先に前作をプレイするといいだろう。

『Tandem: a Tale of Shadows』は、パズル要素がふんだんに取り入れられたアクションアドベンチャーゲームだ。ティム・バートン、ジュール・ヴェルヌ、コナン・ドイルらから着想を経たという5つのヴィクトリア時代風の世界を舞台に、失踪したトーマスを探しながら謎の屋敷からの脱出を目指す。

本作は、少女エマとクマのぬいぐるみのフェントンを切り替えて進んでいくことになる。エマの操作時はトップダウンビュー、フェントンの操作時はサイドスクロールビューという、キャラクターによって視点が変わるシステムを採用している。さらに、キャラクターごとの特色として、エマはランタンで影を作ることができ、フェントンは影を歩くことが可能。例えば、フェントンのジャンプでは飛び越せないような場所でも、エマのランタンで上手く影を伸ばすことで、渡っていくことができるといった具合だ。彼女たちの能力をこういったかたちで駆使して、道を切り開いていくのだ。


本作は、Steamのストアページにおいて、109件のすべてのレビュー中88%の好評を獲得。「非常に好評」のステータスを得ている作品だ。パズル部分もさることながら、グラフィックや世界観について言及する声が見受けられる。トレイラーの雰囲気やパズルゲームが好きな人は、この機会にプレイしてみるといいだろう。

サイコブレイク2』および『Tandem: a Tale of Shadows』は、Epic Gamesストアにて無料配布中。期間は、11月3日午前0時までとなっている。なお、11月3日以降に開始される次回の無料配布タイトルは、カブの姿をした少年のアクションアドベンチャーゲーム『Turnip Boy Commits Tax Evasion』と、ケモノ・メトロイドヴァニア『フィスト 紅蓮城の闇』が予定されている。