SFアドベンチャーゲーム『Life of Delta』発表。人類が絶滅した終末後の世界で、ロボットは友達を探して旅をする

 

パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは3月26日、Airo Gamesが手がけるSFアドベンチャーゲーム『Life of Delta』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびコンソールで、配信時期は未定。
 

 
『Life of Delta』は、終末後の世界を舞台にしたSFアドベンチャーゲームだ。大きな戦争により既に人類は絶滅しており、この世界に残されたのは壊れかけたサービスロボットと、長い死の灰の降下から生まれたヒューマノイドリザードだけだという。主人公は、小型サービスロボットのデルタ。彼は、いなくなった友達を探すため、広大な世界を旅することになる。

本作は日本を舞台にしているそうで、周囲には漢字の看板も見られる。街などに暮らすロボットたちは、この過酷な世界を生き延びようとしているようだ。主人公のデルタは、そうしたロボットたちとの出会いを繰り返しながら、彼らの物語に触れていく。世界の環境は合わせて25種類用意され、この中では50種類あるミニゲームに挑戦することになるという。たとえば宇宙船のエンジンを組み立てたり、毒薬を調合したり、またトレイラーでは機械パーツを組み合わせたり、ラジオの周波数を調節する様子が見られる。
 

 

 
旅を進める中では、危険なシナリオやチャレンジを乗り越える必要もあるとのこと。その際には、デルタは小さな身体のサービスロボットであるため、あらゆる機転を駆使しなければならない。そして、フルアニメーションのムービーや美しいサウンドトラックによって、さらに興味深い物語が描かれていくそうだ。

『Life of Delta』は、PCおよびコンソール向けに開発中。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。