『ウォッチドッグス レギオン』オンラインモード配信開始。PC版および一部ゲームモードは延期


Ubisoftは3月10日、『ウォッチドッグス レギオン』の無料アップデートとして、オンラインモードの配信を開始した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S(海外ではStadiaも対応)。PC版での実装については延期となった。


『ウォッチドッグス レギオン』のオンラインモードは、シングルプレイキャンペーンとは別のセーブデータにて、新しいデッドセック班を築き上げていく新モード。最大4人までのCo-opミッションや、スパイダーボットを操って戦うPvPモードが用意されている。各種アクティビティを遊ぶことで得られる「影響力」を使って、新しい工作員を採用。デッドセック班を徐々に強くしていくのだ。

配信開始時点では、1人で挑めるソロ任務、2〜4人のプレイヤーで遊ぶ協力ミッション、2〜4人のデスマッチ形式で戦うスパイダーボットアリーナが、主なコンテンツとして収録されている。そのほかにも、ロンドンの街を自由に探索するフリーローム、ゲーム内で定期的に発生する都市イベント、ダーツやリフティングといったミニゲーム、フォト撮影、外見アイテムの購入なども楽しめる。


なお先述したとおり、PC版での実装は延期となった。特定のGPU使用時にゲームがクラッシュする問題が確認できたため、そちらが修正されるまで配信を控えることにしたそうだ。また、当初はオンラインモード配信開始時に遊べる予定であった「タクティカルOP」も延期に。ミッション中にゲームがクラッシュする問題が発見されたためだと、Ubisoftは伝えている。

延期となったタクティカルOPは、3〜4人で挑むオンラインモードの最難関コンテンツ。通常の協力ミッション以上に、仲間との連携、使用する工作員の選定が求められる。コンソール版向けのタクティカルOP実装は、3月23日を予定している。なお現在配信中のPS4/PS5版に関しては、ゲーム内テキストチャット機能が完全な状態ではなく、タクティカルOPの実装とあわせて3月23日に修正する予定とのことだ。

また3月10日のアップデートにより、シーズンパス所有者用のシングルプレイミッションとして、「ガーディアン・プロトコル」「ニセモノ撲滅」もプレイ可能となった。シーズンパスは、国内ではコンソール版向けに販売中だ。

度重なる延期の末、ひとまずPC版以外での配信が開始された『ウォッチドッグス レギオン』オンラインモード。今後も無料アップデートが予定されており、新しいPvPモード、協力ミッション、フリーキャラクターなどが追加されていく見込みだ。なお昨年の時点でアナウンスされていたオンライン侵入モードの復活についても、今後のコンテンツアップデート計画に含まれていると、開発陣は回答している。