『Total War: WARHAMMER III』発表、2021年末リリースへ。遊牧民族キスレブや東方の大キャセイ帝国がゲーム初参戦


SEGA Europeは2月4日、ストラテジーゲーム『Total War: WARHAMMER III』を発表した。対応プラットフォームはPC/Mac/Linux(Steam/Epic Gameストア)。価格は7000円で、2021年末のリリースを予定している。
 

 
『Total War』シリーズは、イギリスのデベロッパーCreative Assemblyが手がける人気ストラテジー。3430万本以上を売り上げ、歴史上の戦争や偉人をテーマにタイトルを送り出してきた。一方フランチャイズとしては、ファンタジーな世界観でGames Workshopのミニチュアゲーム『Warhammer Fantasy Battles』シリーズをベースとした『Total War: WARHAMMER』シリーズも展開。2017年に発売された『Total War: WARHAMMER II』はSteamの同時接続人数がピーク時で8万4000人に達するなど、大きな反響を得た。

『Total War: WARHAMMER III』ではプレイヤーの選択ごとにさまざまな紛争が発生し、神秘的な東方の彼方の勢力や、デーモンがひしめくケイオスの軍勢など、多くの派閥と対立することになる。『Warhammer Fantasy Battles』からは、遊牧民族キスレブや巨大勢力の大キャセイ帝国がビデオゲームに初登場。またティーンチ・コーン・ナーグル・スラーネッシュといった混沌の神々も参戦するという。巨大なモンスターや伝説のヒーローなど、強力な敵がプレイヤーの兵力の前に立ちはだかるようだ。

ゲームディレクターのIan Roxburgh氏は、ファンに愛される『Warhammer Fantasy Battles』の世界を創造することに意欲を見せる。同時に、第3作目を作る原動力となった過去作ファンのサポートに対し、改めて感謝の意を示すコメントを寄せた。またGames Workshopにてライセンス部門のグローバルヘッドを務めるJon Gillard氏は、開発を担うCreative Assemblyがここ数年で見せてきた技術や熱意に対し、改めて信頼を示している。特にビデオゲーム版では初登場となるキスレブ、キャセイの制作はプロジェクトのデザイナーにとって大きな楽しみだったとのこと。今回のアナウンストレイラーも、キスレブの氷の女王をフィーチャーした勇ましい映像となっている。
 

 
発表直後にして、すでにSteamの売上トップにランクインするなど大きな期待を集める本作。『Total War: WARHAMMER III』はPC/Mac/Linux向けに、Steam/Epic Gameストアにて2021年末の配信を予定している。現在は事前購入を受付中で、価格は7000円となっている。