『サイバーパンク 2077』を前に、『The Witcher: Enhanced Edition Director’s Cut』GOG版無料配信が開始。ゲラルトの物語の原点を辿る


CD Projektは12月4日、『The Witcher: Enhanced Edition Director’s Cut』の無料配布を開始した。CD Projektが運営する「GOG Galaxy」経由にて入手することができる。「GOG Galaxy」は、「GOG.com」がウェブ上で提供するサービスをPC上で利用できるようにするためのスタンドアロン版のプラットフォームだ。
 

 
「GOG Galaxy」アプリケーションをダウンロードしたら、「Recent」ビューにて上方のバナーをチェックしよう。配布ボタンをクリックし、CD Projektから送られてくるニュース等の受信許可に同意すればライブラリにゲームが現れる。

『The Witcher: Enhanced Edition Director’s Cut』は、『The Witcher』シリーズ第1作のビジュアルを全面的にグレードアップしたエディションだ。オリジナル版の初代『The Witcher』は2007年PC向けにリリースされた作品。記憶失った主人公ゲラルトが魔術師のトリスと出会い、ウィッチャーたちの砦を襲った謎の集団「サラマンドラ」との戦いに身を投じていくことになる。戦闘システムやグラフィックなどは最新作と比べれば見劣りするものの、『The Witcher』の物語や世界観を一から学ぶことができるのは大きなメリットといえるだろう。

なおGOG Galaxyは12月4日にアップデートを実施。『Baludur’s Gate 3』において特定条件下でクラッシュが起きる問題が修正されたほか、『Horizon Zero Dawn』にてオーバーレイを有効にしたままスクリーンショットを撮れるようになるなどの手が加えられている。また『サイバーパンク 2077』専用のニュースフィードが観られるようになるなど、12月の大作発売に向けた拡充もおこなわれているようだ。今回の『The Witcher: Enhanced Edition Director’s Cut』無料配信も、『サイバーパンク 2077』リリースを前に自社プラットフォーム利用者を増やしておきたい狙いがあるのかもしれない。
 

 
『The Witcher: Enhanced Edition Director’s Cut』はGOG Galaxy向けに無料で配信中だ。