オープンワールドアクションRPG『原神』PS4/PC/スマホ向けに配信開始。生き別れの双子を探し、テイワットの地を冒険


中国のゲーム開発会社miHoYoは9月28日、『原神』の正式サービスを開始した。基本プレイ料金は無料(アイテム課金あり)で、対応プラットフォームはPlayStation 4/PC/iOS/Android。クロスプラットフォームでのマルチプレイに対応している。また、PC/iOS/Androidでは、同じアカウントでのログインによりキャラクターデータの共有もできるが、PlayStation 4版はPSNアカウントの制限により他のプラットフォームへのログインはできない。そのほかNintendo Switch版も開発中であるという。


『原神』は、7つの元素がある世界を冒険するオープンワールドアクションRPGだ。主人公は双子の兄、あるいは妹。彼らは、これまで二人でさまざまな世界を渡ってきたのだが、ある時大きな力を持つ何者かが眼前に現れ、一人は連れさられ、もう一人は封印されてしまう。力を失い、テイワットの地に降り立った双子の片割れは、連れさられた双子を探すため世界を巡ることになる。

テイワットには、自由の都モンドや世界一の貿易港璃月など、7つの地域が存在する。生き別れた兄妹を探しているうちに、西風騎士のアンバーや魔女のリサなど仲間と出会い、各地で起こっている事件に巻き込まれていく。リリース直後から広大なフィールドが冒険できるそうだが、リリース時に冒険できるのは2つの地域で、アップデートによる拡大が予定されているようだ。また、序盤のメインストーリーは日本語ボイスも含めしっかり翻訳されているが、街の住人など一部のテキストには、意味の分かりづらい翻訳文も残されている。


主人公を含め、各キャラクターは基本的に一つの元素を持っている。元素は、炎/水/風/雷/草/氷/岩の7種類。炎の元素を使って草を燃やす、水に濡れた敵を雷の元素で感電させるなど、元素同士が反応するシステムが採用されており、キャラクターを入れ替えて元素を切り替えながら戦うと、有利に戦闘できる仕組みだ。編成できるキャラクターは4人まで。キャラクターはストーリーの進行上で仲間になる以外に、いわゆるガチャを通して仲間になるキャラクターも存在する。フィールド上では滑空や崖を登るといったアクションも可能で、ギミックを使った謎解きも用意されている。そのほか、マルチプレイは一定の冒険ランクに到達後、特定の任務をクリアすると、同じサーバーのフレンドの世界で遊べるようになる。

本作では、正式サービスの開始にあわせてさまざまなキャンペーンが行われている。冒険ランクが1/7/10に達するごとに、出会いの縁や原石がガチャ10回分ずつもらえるほか、バージョン1.1までに冒険ランク20に到達すると☆4のキャラクター「キラキラアイドル・バーバラ(水)」が仲間に。また、リリース記念キャンペーンとして、公式TwitterではPlayStation 4 Pro、アクリルスタンド、Amazonギフト券があたるキャンペーンも実施中だ。


原神』は、PlayStation 4/PC/iOS/Android向けに、基本プレイ料金無料で配信中。Nintendo Switch版は鋭意開発中だ。