PC版『Risk of Rain 2』8月11日に正式リリースへ。新たなサバイバーやボスが登場


インディースタジオのHopoo Gamesは7月22日、Steamで早期アクセス配信中のPC版『Risk of Rain 2』を8月11日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあわせてアップデート1.0を配信する予定。コンソール版の正式リリース時期については後日発表するという。これまでのコンソール版アップデートと似たようなスケジュール感になる見込みとのことで、PC版から数か月遅れて正式リリースを迎えるものと考えられる。なおSteamでの販売価格は、正式リリース時に19.99ドルから24.99ドルに値上がりする予定だ。

*4月に配信された大型アップデート第4弾「Artifacts Update」のトレイラー

『Risk of Rain 2』は、未知の惑星に不時着したサバイバーとして、大量のモンスターやマシンが襲いかかるステージを探索していく、協力プレイ対応の3Dアクションゲーム。時間経過とともに難易度が上昇していく中、アイテムを集めてサバイバーを強化しながら、倒れるまで戦い続ける。2Dアクションゲームであった1作目の根幹部分を残しつつも、3D化により立体的なアクションを実現している。

2019年3月の早期アクセス配信開始後、計4回の大型アップデートを実施。新しいサバイバーやアイテム、ステージ、モンスターの追加などコンテンツの充実化が図られてきた。今年4月にはゲームプレイに変化をもたらすアーティファクトを導入。8月の正式リリース時には新しいサバイバー、最終ステージ、最終ボス、新アイテム/装備品などが追加される。

そのほか正式リリース時には、スキル説明文へのキーワードシステムの導入を予定。開発陣いわく、現在はテキストサイズと説明文表示スペースの都合上、ひとつのスキルに適用できる効果の数が限られてくるという悩みを抱えているとのこと。解決策として、フリーズやスタンといった効果をひとつの単語に要約し、テキスト短縮が図られる(サバイバー選択画面にてスキルにマウスを重ねるとキーワードの定義説明が表示される仕組み)。

正式リリース時にはキーワードの導入を受けて、MercenaryのスキルにExposeというデバフ効果が追加される。Exposeのデバフ効果を受けた敵に攻撃を当てると、全スキルのクールダウンが1秒短縮され、350%の追加ダメージを与えるというもの。こうした効果説明をExposeというひとつの単語にまとめられるため、説明文のテキストを極小サイズにすることなく、スキルの調整がおこなえるという。だからといって全サバイバーのスキルを情報過多にするつもりではないと説明している。

早期アクセス開始以降、順調にアップデートを重ねてきた『Risk of Rain 2』。開発元のHopoo Gamesは未公開タイトルの開発スタッフを募集中とのことで、『Risk of Rain 2』後の展開にも期待したい。