高難度2Dアクション『Blasphemous(ブラスフェマス)』ニューゲームプラスなどを追加するDLC発表、8月4日に無料配信へ


パブリッシャーのTeam 17は7月21日、現在販売中の2Dアクションゲーム『Blasphemous(ブラスフェマス)』向けのDLC「The Stir of Dawn」を、8月4日に無料配信すると発表した。

本作は、悔悟者としてクヴストディアと呼ばれる世界にて戦う、メトロイドヴァニアスタイルのアクションゲームだ。この世界に降り注いだ奇蹟によって人々は邪悪な呪いにかかり、異形のモンスターとして徘徊。プレイヤーは、この奇蹟の根源を突き止めることを目指す。

今回発表されたDLC「The Stir of Dawn」では、悔悟者は奇蹟によって永く忘れ去られていた祖先の力を目覚めさせようと冒険する、新たな物語などを追加する。また、コミュニティからの要望にも答えているそうで、まずニューゲームプラスモードを実装。本編を一度クリアした後、アビリティやアイテムを保持した状態で、もう一度最初からプレイできるモードだ。ただし、もともと高難度と評された本作であるが、さらに難易度が跳ね上がるという。

ニューゲームプラスモードには、「Penitence」と呼ばれる新システムも導入。ゲーム開始時に、3種類のPenitence(悔悟)の内ひとつを選択することができる。たとえばエリア移動にて敵がすぐにリスポーンするようになったり、悔悟者の斬撃の攻撃力が下がったり、胆汁のフラスコ瓶では体力を回復できず、代わりに熱情ゲージが溜まったりなどといった形で、ゲームプレイに一定の変化をもたらす。どれも選択せず、通常のルールにてプレイすることも可能だ。このほか、新規エリアや敵キャラクター、ボス、NPC、アイテムなど登場するという。


一方、通常モードでも見ることができる新規要素というと、まずマップシステムの刷新が挙げられる。マップ画面をスームイン/アウトできるようになったほか、任意の地点にマーカーを設置することも可能に。新たなエリアも追加し、ファストトラベルできる地点も増やしているとのこと。また、こちらにもNPCが追加されており、指定のアイテムを届けるクエストも用意される。

このほか、悔悟者や敵のアニメーションや、ステージを含むビジュアルを改善。ダウンさせた敵への処刑アクションも追加しているそうだ。また悔悟者や敵キャラクター、そしてロザリオや懺悔の剣の心臓のバランス調整もおこなう。

Blasphemous』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4向けに国内配信中。DLC「The Stir of Dawn」は、8月4日に無料配信予定だ。