戦車修理シム『Tank Mechanic Simulator』2月21日にSteamにて早期アクセス販売へ。戦車の発掘から修理、塗装までを体験


パブリッシャーのPlayWayは2月10日、『Tank Mechanic Simulator』の早期アクセス販売を、Steamにて2月21日から開始すると発表した。本作は、ポーランドのデベロッパーDeGeneralsが開発する戦車修理シミュレーションゲームだ。

『Tank Mechanic Simulator』では、プレイヤーは戦車博物館の館長となり、第二次世界大戦中に活躍した戦車を収集・展示することを目指す。まず、入手できる戦車はどこにあるのかというと、地面の下である。廃棄され地中に埋まってしまった戦車を求めてオフロード車で荒地を走り、金属探知機などを使って戦車の位置を特定し、重機も活用しながら掘り起こすところから始めなければならない。捜索にあたっては、磁気センサーやドローンなどの便利なツールが、ゲームの進捗に合わせてアンロックされていく。目星をつけて掘ってはみたものの、何も出てこないということもあるのだろう。

見事戦車を発掘できたなら、次はガレージにて修理の開始だ。こびりついた泥を洗い流し、パーツをひとつひとつバラしては錆を落として綺麗にしていく。もちろん、それぞれ異なる工具やツールを使い分ける必要がある。壊れて使えないパーツは、工具を使って自分で修理するか、ほかの戦車から流用するか、あるいは新たに購入する。そうしてひととおりの修理が終わったら、下地を塗ってから本塗装をおこない、ようやく展示できる状態になる。

本作に収録される戦車は、第二次世界大戦で実際に使用されたドイツ・ソビエト連邦・アメリカ軍のものを再現するとのこと。外観だけでなく、内部についてもこだわって制作しているようだ。現時点では以下の戦車の収録が決定しており、ゲーム開発がひと段落した時点で、さらなる戦車を追加していくそうだ。

ドイツ
PzKpfw VI Tiger Ausf. H1
PzKpfw III Ausf. J
PzKpfw III Ausf. M
PzKpfw IV Ausf. G
StuG 40 Ausf. G
PzKpfw V Panther Ausf. A
SdKfz 251/1 Ausf. D

ソビエト連邦
KV-1
KV-2
T-34/85
T-34/76

・アメリカ
M4A3E8 Sherman
M26 Pershing
M10 Wolverine

開発元DeGeneralsは、将来的にはModをサポートし、コミュニティが制作したコンテンツを導入・共有できるようにしたいとしている。また、現時点では日本語への対応は予定されていないが、対応言語は今後追加される可能性があるようで、いずれ日本語もサポートすることを期待したい。

Tank Mechanic Simulator』は、2月21日にSteamにて早期アクセス販売予定だ。価格は15.99ドル(約1750円)とのこと。