協力プレイ対応横スクSTG『Flying Tank』発表。多彩な武器やアビリティを駆使し、悪夢めいたデザインの敵と光ハジける射撃戦

 

デベロッパーのHexageは7月24日、横スクロール・シューティングゲーム『Flying Tank』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。早期アクセス配信をおこないながら開発を進めていく計画のようだ。


『Flying Tank』は、古き良き時代の作品から影響を受けているという横スクロール・シューティングゲームだ。ソロプレイおよび画面分割での2人協力プレイに対応。Remote Play Together機能によるオンライン協力プレイもサポートされる。本作の世界は謎の敵に支配された状況にあり、プレイヤーは戦闘機に乗って戦い、地球を取り戻すことを目指す。

本作には合わせて24種類のステージが収録され、そのなかでは3つの異なる勢力の敵と戦うことになる。トレイラーなどでは、荒野や未来的な都市が舞台となり、敵の戦闘機やドローン、歩兵などもそれぞれの雰囲気に合わせたデザインが採用されていることがうかがえる。また、奇妙な生物のような敵が現れるステージも存在するようだ。道中では、18種類以上の中ボスおよび6種類のボスも登場するとのこと。


プレイヤーの自機は複数の機体から選択でき、それぞれプライマリ・セカンダリショットとボム(対地攻撃)の種類や、耐久性・スピードが異なる。ゲームプレイ映像の様子から察するに、各武器はスタミナ制となっているようで、ショットは回復が早いが、ボムは一度使用するとしばらく使えない様子。また、補助武器としてドローンを従えることもできるようだ。

そして自機には、スペシャルと呼ばれるアビリティ装備も用意されている。たとえばシールドを張ったり、敵弾を弾き返したり、時間をスローにしたりなどの効果のアビリティがあり、ゲームを進めるなかでアンロックし好きなものを装備できる模様。また、敵を倒して獲得できるアイテムを消費して、それらのアビリティをアップグレードできることもうかがえる。

早期アクセス配信開始時点では、上述した各種装備はすべて実装され、安定してプレイできる状態にある見込みとのこと。一方で、ステージは全3章のうちの最初の章だけが収録され、協力プレイもRemote Play Togetherを通じてのみ。配信後にさらに開発を進め、残るコンテンツを完成させながら機体やアップグレードなどを追加し、またバランス調整にも取り組んでいく計画だそうだ。


本作の開発元Hexageは、タワーディフェンスゲーム『Radiant Defense』や、『FTL』風戦略ゲーム『REDCON』などを手がけ高い評価を受けるチェコのインディースタジオだ。新作『Flying Tank』では、同スタジオが得意とする煌めくエフェクトが多用され、一方でこれまでになく硬派な世界観が採用されたシューティングゲームとなるようだ。

『Flying Tank』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。配信時期は未定だが、2024年前半には正式リリースする計画とのことなので、そう遠くない時期に配信開始されそうである。