華美なドット絵2Dアクション『幻想郷萃夜祭』Steam早期アクセス配信開始。売り上げも絶好調で、一時は「全世界売り上げ上位」首位も

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PLAYISM及びWhy so serious?(元Vaka Game Magazine)は10月14日、2Dコンボアクションゲーム『幻想郷萃夜祭』の早期アクセス配信をSteamにて開始した。『幻想郷萃夜祭』は、個人開発者のtea_basira氏が開発中の東方Projectの二次創作作品。早期アクセス版の価格は税込1320円。スペシャルプロモーションとして、10月21日までの期間は10%オフのセール価格となっている。なお、ストアページによれば完成は2020年春予定、全6ステージの作品となり、価格は1.5倍から2倍へと上がるという。なお本作は、売れ行きも好調であり、PLAYISMタイトルとしては史上最速のペースで販売されている。一時は、Steamの「全世界売り上げ上位」の首位を獲得したほど好調っぷりだ。

『幻想郷萃夜祭』は、ドットとエフェクトを組み合わせた華美なグラフィックと、身体能力の高いキャラクターにより東方Projectの世界を表現したメトロイドヴァニア型の2Dアクションゲームだ。舞台となるのは幻想郷。平和で退屈していた「伊吹萃香」が博麗神社へ足を向けるとそこではお祭りの準備が行われており、お祭りのため幻想郷を駆ける萃香の冒険が始まる。主人公の「伊吹萃香」は、『東方萃夢想』や『東方地霊殿』などに登場した幼い少女の姿をした鬼。“密と疎を操る程度の能力”を持っており、かつては力のある鬼として恐れられた一方で、お酒が好きでいつも酔っ払っている妖怪だ。

ステージ1が実装されている現在の早期アクセス版では、ルーミアと魔理沙がボスとして登場。ルーミアはふわふわと浮きながらレーザーを、魔理沙は七色のエフェクトと共にマスタースパークを放ち、それぞれのキャラクターらしい動きでバトルが繰り広げられる。原作さながら唐突に戦闘が始まり苛烈な弾幕が放たれるが、それ以上に自機の性能が高いことが本作の特徴の一つだ。

萃香はグレイズで攻撃を回避したり、セーブポイントで補充される伊吹瓢で体力が回復可能なほか、長時間の飛行やワープショットでステージの端から端まで転移したりなど、パワフルに画面の中を縦横無尽に駆け巡る。能力を表現した「密」と「疎」のチャージはチャージ状態で行動することにより技の性能を変化させるもので、「密」チャージ状態で攻撃する火力が上昇し重さが感じられるようになったり、「疎」チャージで空中攻撃を放つと浮遊感が加わる。性質が変化するだけでなく全く別の技になる場合もあり、ダッシュや近接カウンター、強力なチャージショット「元鬼玉」など、技の種類が多くパワフルなキャラクターに仕上がっていて、操作していて気持ちがいい。

早期アクセス版では、多くの技が最初から解放されている状態にあるという。ゲームの冒頭やボス戦の最中に一部の技が解放されるが、完成版ではそのようにゲームプレイを進めていくことで技が追加されていくようで、徐々に萃香が本気になっていくのだろう。また、今後のアップデートでは、プレイヤーキャラクターの追加や、近接技10種類程度の追加、ショット技の変更、経験値の追加と、任意のパラメーターをあげるシステムが実装予定にあるそうだ。

幻想郷を色鮮やかに描いたドット。ドットにエフェクトを組み合わせ、派手な演出と共に映し出される弾幕の数々。背景と演出の相乗効果により生み出される、華美な戦闘シーン。スクリーンショットやPVで目を惹くグラフィックも本作の魅力だ。萃香の操作を止めると、ふらふらと気持ちよさそうに揺れる可愛らしいモーションが用意されていることなど、可愛さもしっかり表現されており、東方Projectのキャラクターたちも、デフォルメされた低い頭身のドットに加えて、会話シーンでは立ち絵が用意されている。言語選択やロード画面にも人間のキャラクターが描かれており、グラフィックの作り込みには感嘆させられるばかりだ。

4年の歳月をかけて開発中の本作。現在完成度は15%とされているものの、グラフィックや自機の完成度は十分で、無意味に高所を飛行しているとにとりが集めているという収集アイテムが見つかったり、ボスキャラクター並みのHPを持つ敵が設置されていたり、メインの進行と関係のない要素も用意されている。現時点でのボリュームこそ少なめだが、本作に注目していた方は早期アクセス版を購入してみるのも良いだろう。

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