EAの定番タワーディフェンスゲーム最新作『Plants vs. Zombies 3』開発中。Android向けにプレアルファテストを実施中


Electronic Artsは7月18日、傘下のPopCap Gamesがタワーディフェンスゲーム『Plants vs. Zombies 3』を開発中であることを発表した。これに合わせて、Google Play Storeにてプレアルファ版を配信開始。対応プラットフォームはAndroid(Android 6.0以上)となっている。ただし、プレアルファ期間中のダウンロード数は限られており、ダウンロードのオプションが表示されない場合もある。その場合は、日をあらためてストアをチェックしてほしいとのこと。

『Plants vs. Zombies 3』は、定番タワーディフェンスゲーム『Plants vs. Zombies』シリーズの最新作だ。シリーズの基本的なゲームプレイとしては、マス目状のフィールドを舞台に、複数のレーンからにじり寄ってくるゾンビたちに対し、プラント(植物)を植えて攻撃させるというもの。プラントには、種を撃つなどの遠距離攻撃タイプや、一定範囲内のゾンビを攻撃するタイプ、あるいは盾やトラップとして機能するものなどさまざまおり、一方のゾンビも行動パターンの異なる種類が多数現れる。ステージに登場するゾンビの種類に合わせ、また配置コストも考えながらプラントを選びゾンビを撃退するのだ。

今回発表された『Plants vs. Zombies 3』は、まだ開発初期の段階だそうで、コミュニティから特に戦闘機能のフィードバックを得るためにプレアルファ版を公開したのだという。その収録コンテンツは、これから製品版に向けて変更される可能性があるため、プレアルファ版をプレイした感想やその内容について公に語ることは規約により許されていない。

ただ、Google Play Storeにて公開されているスクリーンショットでは、まず縦画面スタイルでプレイすることが分かる。おなじみのプラントやゾンビが多くみられ、アンロックしたプラントの中から6体までのチームを組みバトルをおこなうようで、従来のゲームプレイからそう大きな変更はなさそうだ。一方で、細かいアイコンなどに目をやると、タコスやチリソース、TOWNやARENAなどがあり、本作ならではの要素も用意されているようである。もっとも、「UNDER CONSTRUCTION(工事中)」とあるため、ここで確認できるものにも今後変更が加えられる可能性はあるだろう。また、ゲーム内課金要素があることも明かされている。

プレアルファの実施期間については明かされておらず、製品版の配信時期も未定。EAは、すべてを準備万端、最高の状態にしてからリリースしたいとしている。なお、前作『Plants vs. Zombies 2』については引き続き配信を続けるとのことだ。