地底探索×工場自動化シム『Techtonica(テクトニカ)』最新アプデで新たな装飾アイテム、生産素材の3Dモデルが実装。地底工場に華やかなネオンの彩り

 

デベロッパーのFire Hose Gamesは2月20日、『Techtonica(テクトニカ)』の最新アップデートCozy Plants Update Packを配信開始した。本作は、地球外惑星Calyxの地底を舞台とした工場自動化シミュレーションゲーム。プレイヤーは、Calyxに降り立った惑星調査員「グラウンドブレイカー」のひとりとなる。冷凍睡眠から目を覚ましたプレイヤーは、原因不明の災害によって停止してしまった管理システムを復旧するべく、資源採掘と部品製造を自動化して地底に工場を建設していく。


今回実装されたCozy Plants Updateでは、その名の通り工場を彩る植物の装飾アイテムが複数が追加されている。先の大型アップデート「v0.2 Base Building」では、大量の建造物や装飾アイテムが登場し、今回のアップデートでは「フロアポット」をはじめとする観葉植物のバリエーションがさらに広がったかたちだ(関連記事)。新たに加わった「Wall Plant」は壁面として、「Ceiling Plant」は天井または足場として利用可能な装飾アイテム。それぞれに3×3と1×1、大小ふたつのサイズが用意されており、飾る植物も選択可能となっている。

大きなサイズ(3×3)のWall Plantは複数の植物で構成されており、青/赤と紫/橙の2種類の配色が選択可能だ。一方小さなサイズ(1×1)には、クスブリクキなどの淡く光る植物が3種類。細かい場所に配置できるほか、種類を入れ替えながらタイル状に敷き詰める、といった使い方もできるだろう。


天井に設置可能なCeiling Plantについても、3×3と1×1の2サイズが用意されている。こちらはカラミツクヒドラが垂れ下がったデザインで、青と紫の2色から選択可能だ。先のアップデートで追加されたファンランプなどと同様に、天井部分へ設置する装飾アイテムのため、既存の生産ラインと干渉させずに配置していくことができるだろう。今回追加された中でも一際明るく光るため、M.O.L.E(ブラックホール掘削機)で掘り進めたトンネル内に、ネオンサインとして設置するなど実用的な使い方もできそうだ。


このほか、リサーチコアと採掘バクダンには専用3Dモデルが追加され、バグ修正なども加えられている。一人称視点の工場自動化ゲームである本作は、自ら設計したベルトコンベアのライン上を、アイテムが計算通りに流れていく様子が眺められる、といった点も魅力のひとつだ。本作の技術ツリー解放の要として、プレイの過程で無数に積み重ねていくリサーチコアも、ひとつひとつ運ばれていく様子を見ていると、どこか愛らしさを感じさせる。前述した発光植物の装飾アイテムとあわせて、今後は稼働中の工場がより華やかになることだろう。

ちなみに、本作を手がけるFire Hose Gamesの公式YouTubeチャンネルでは、次なる大型アップデート「v0.3」に関する情報も一部公開されている。現在開発中の「垂直ベルトコンベア」、「スタックフィルターインサータ」など新装置の映像が公開されており、これらはいずれもユーザーコミュニティから熱望されていた要素とのこと。同チャンネルでは、ほぼ毎週という高頻度で開発Vlogの投稿が継続されている。本作の最新情報が引き続き気になる人は、Fire Hose Games 公式YouTubeチャンネル、またはSteamストアページのお知らせをチェックしておくと良いだろう。

『Techtonica(テクトニカ)』は、PC(Steam)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。PC/Xbox Game Pass向けにも提供中だ。Steamストアにて2月22日から25日までのセールを実施予定、期間中は20%オフの2720円で購入可能だ。