『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』新マルチプレイモード「Gunfight」の内容が明らかに。2対2に分かれて戦うハイペースな銃撃戦

 

ActivisionならびにInfinity Wardは本日7月12日、2019年10月25日発売予定の「CoD」シリーズ新作となる『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(CoD:MW)』におけるマルチプレイモードの1つ「Gunfight」をライブストリーミングにて披露した。ライブ配信はLEGIQN氏やProSyndicate氏、CourageJD氏、TeePee氏と、著名な配信者4名の公式Twitchチャンネルを通じて行われ、新マルチプレイモードとなる「Gunfight」のプレイ映像および内容が披露された。

「Gunfight」は2人1組、2チームに分かれて戦う4人用のマルチプレイモード。相手チームを倒すことで、勝利したチームは1ラウンドにつき1ポイント獲得できる。先に特定のマッチポイントに達したチームがゲームに勝利。今回のお披露目配信では10点先取制が採用されていたが、マッチポイントは自由に変更可能とのこと。また画面上部に両チームのヘルスが表示される。試合開始時は自分と味方プレイヤーのヘルス値を合計した200からスタート。そのため、片方のチームプレイヤーが倒されるとヘルスが100マイナスされる。一度倒された味方は蘇生できないが、自身はスティムを使用した回復が可能。相手チームの体力も確認できるため、状況に応じた武器や回復の使用が重要となる。

ラウンドにおいて勝利するには、相手チームの2人を銃や近接攻撃、グレネードなどの投てき武器を用いて倒すことが基本となる。しかし同モードの試合時間は、1ラウンド40秒と短く、時間内に相手チームを倒しきれないことも。その場合は引き分けとならず、「オーバータイム」に突入。オーバータイム中はマップ中央にフラッグが出現し、3秒間キャプチャしたチームがラウンド勝利となる。ただしオーバータイムにも10秒の制限時間が設けられている。両チームの片方、もしくは2人が生き残っており、なおかつオーバータイムも超過した場合、ヘルスが多く残っているチームが勝利。ヘルス値が両チーム同じ場合は引き分けとなる。2対2と、少人数で成り立つ試合や40秒という制限時間、3秒というキャプチャ時間によって、全ラウンドに渡り、かなりハイペースな試合展開がもたらされる。

また「Gunfight」専用のマップについて、今回の配信では、射撃場の倉庫「King」、木々が密集する森「Pine」、砂漠に佇むコンテナ群「Stack」の3つが確認できる。どのマップも非常に狭く、構造は基本的に左右対称。これらのマップはハイペースな試合展開に拍車をかけることとなりそうだ。

試合開始時は全プレイヤーが同じ武器を装備する。武器は2ラウンド毎にランダムで選ばれ、メインウェポンのみ、サブウェポンのみ、両方のウェポンを装備の3パターンが用意されている。メインウェポンにはアサルトライフル「FR .556」や、サブマシンガン「MP5」、スナイパーライフル「AX-50」などが、サブウェポンにはショットガン「MODEL 680」や、ロケットランチャー「RPG-7」などが確認できた。また投てき武器には、スタングレネードやセムテックス、フラッシュバンなど「CoD」シリーズでもおなじみの装備が伺えた。なお近接攻撃に関しては、前から攻撃した場合と、後ろから攻撃した場合とでモーションが異なる。グラフィックとともに、キャラクターのモーションも過去のシリーズ作品から進化しているようだ。

40秒という短い時間のなかで行われるハイペースなマルチプレイモード「Gunfight」。先に述べたとおり、全プレイヤー同じ装備で試合が開始されるため、クラスやロードアウトを選択する必要がなく、「CoD」シリーズ初心者も手軽に始められるモードと言えるのではないだろうか。また味方が1人しかおらず、連携がかなり重要なうえ、ハイペースな試合で競技性の高さも際立つため、シリーズファンにとってもやり込めるモードとなりそうだ。

なお「Gunfight」以外のマルチプレイモードの全貌は、日本時間8月2日午前2時に配信予定のライブストリーミングで明らかとなる。他にどのようなモードが実装されるのか、楽しみである。