『フォートナイト』に「ストレンジャー・シングス」のコラボスキン登場。「アベンジャーズ」「ジョン・ウィック」に続く話題作とのコラボ

 

Epic Gamesは7月5日、『フォートナイト バトルロイヤル』(以下、フォートナイト)とNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのコラボ企画として、『フォートナイト』のゲーム内ストアにて「デモゴルゴン」「ホッパー署長」のコスチューム、「ヴァイン(つる)」ラップの販売を開始した(イチオシ枠)。

『フォートナイト』では7月3日のアップデート9.30以降、「ストレンジャー・シングス」に登場する、裏側の世界へとつながるゲートらしきオブジェクトがゲーム内に出現するようになった。その後7月4日にコラボ実施が正式にアナウンスされ、今回のコラボスキン販売に至っている。

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同作では人気作品とのコラボレーション企画が続いており、映画「アベンジャーズ」シリーズとは過去2回コラボを実施。プレイヤーのひとりがサノスになる「インフィニット・ガントレット」モードが制作された。今年には「ジョン・ウィック:パラベラム」の上映開始にあわせて「ジョン・ウィック」とのコラボレーションも実現。ジョン・ウィックスキンや期間限定モード「ウィックズバウンティ」を配信していた。

コラボの本格始動の前には、マップ上にヒントが差し込まれる傾向にある。「ジョン・ウィック」コラボの正式発表前となるシーズン9開幕時には、映画の主人公ジョン・ウィックの家と思わしき建造物や、同シリーズに登場するコンチネンタル・ホテルが追加された。「ストレンジャー・シングス」絡みでも、『フォートナイト』のマップにあるメガモールに「ストレンジャー・シングス」シーズン3のショッピングモールにあるアイスクリーム屋「Scoops Ahoy」が前もって登場していた。

映画だけでなく人気アーティストやスポーツイベントとのコラボも実施しており、巨大マーケティングマシーンと化した『フォートナイト』。通常のコンテンツ追加だけでなく、「次は何とコラボするのか」という点も注目どころのひとつとなっている。

Netflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス」のシーズン3は7月4日に配信開始。80年代の田舎町ホーキンスを舞台に、少年少女が超常現象を交えた不可解な事件に巻き込まれていく。シーズン3で描かれるのは、ショッピングモールの開店により地元商店の閉鎖が相次ぎ、変化を感じさせる1985年夏のホーキンス。新しい恋や人間関係が育まれつつある中、ネズミの異常行動を発端に、再び不気味な影が町の住民に忍び寄る。

シーズン2加入メンバーであるマックスやビリーの役どころが増えたほか、ルーカスの妹エリカがレギュラー格となり強烈な個性を存分に発揮。Maya Hawke(Uma ThurmanとEthan Hawkeの娘)が演じる新キャラクターのロビンと、すっかり愛されキャラと化したスティーヴのチャーミングな掛け合いなど、微笑ましいコメディ要素が増えた。なおシーズン2の9エピソード制から、シーズン1と同じ8エピソード制に戻しており、勢いを維持したまま結末へと向かっていく印象を受けた。

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なおシーズン3の配信開始とあわせて、BonuxXP開発のゲーム化作品『Stranger Things 3: The Game』もPC/Xbox Oneおよび海外PlayStation 4/Nintendo Switch向けに発売されている(日本語インターフェイス対応)。80年代のゲームを意識したレトロなデザインの2人ローカルCo-op対応のアクションアドベンチャーゲームだ。Steamでは2191円で販売されている。