PS Plus フリープレイ7月分に突如『Detroit: Become Human』登場。『ウイイレ 2019』と変更、海外含め実施

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月2日、PlayStation Plusのフリープレイにおいて、すでに発表されていた『ウイニングイレブン 2019』にかわり、『Detroit: Become Human デジタルデラックスエディション』を提供すると告知した。提供期間は7月3日より始まるということで、前日の突然の変更となる。なお、もうひとつの提供タイトルである『カリギュラ オーバードーズ』は、予定どおり配信される予定のようだ。

『Detroit: Beyond Human』は、Quantic Dreamが開発し、2018年に発売された3Dアドベンチャーゲーム。本作では、技術革新が進みアンドロイドが人々の生活に根付いた近未来デトロイトでの動乱が、3体のアンドロイドの視点から描かれる。感情のようなものが芽生えた変異体アンドロイドの解放運動を指揮するマーカス、父親から虐待を受けていた少女アリスを救うため主人の命令に背く家事用アンドロイドのカーラ、そして2人を追うアンドロイド捜査官コナーの3体。

人間とアンドロイドの関係性がマクロ・ミクロ両方の視点から描かれ、相互の物語が少しずつ交差していく。プレイヤーの選択や行動により物語が細かく分岐していく膨大なシナリオ、繊細でリアルな3Dアニメーション、緊張感溢れるサウンドトラックなど、エンターテインメント作品として幅広い層にリーチ。ファンアートやコスプレなども多く、根強いファンを獲得した作品である。ちなみに「デジタルデラックスエディション」においては、ゲーム本編に加えて海外版デジタルアートブックやオリジナルデジタルサウンドトラック、オリジナルPS4用テーマが収録される。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、今回の変更の理由について明かしていないが、日本だけでなくアジアやアメリカ、そしてヨーロッパでも提供予定だった『ウイニングイレブン 2019』が『Detroit: Become Human』へと変更されている。異例の変更となっているが、一方で傑作と名高い同作を遊びたかったユーザーにとっては嬉しいハプニングでもあるだろう。明日のPlayStation Plusの更新が非常に楽しみだ。