爆撃機クルーに指示を出すシミュレーション『ボンバークルー:Complete Edition』国内Nintendo Switch版発表、6月6日に発売へ

 

Teyon Japan合同会社は5月30日、『ボンバークルー:Complete Edition』をNintendo Switch向けに発表した。発売日は6月6日で、価格は2000円(税込)。ニンテンドーeショップでは、すでに予約販売およびあらかじめダウンロードが開始している。本作は、イギリスのインディースタジオRunner Duck Gamesが手がけた、爆撃機シミュレーションゲームだ。

『ボンバークルー:Complete Edition』では、プレイヤーはイギリス軍の爆撃機にて第二次世界大戦の空へと出撃。与えられたミッションをこなすため、爆撃機に乗り込む7人のクルーたちに指示を出していく。クルーは、操縦士のほか射撃手や爆撃手、メカニックなど、それぞれ役割があり、事前に能力を精査しリクルートしてメンバーを編成。キャラクターカスタマイズも可能だ。

ミッションの内容はというと、敵の艦船への爆撃や、味方への救援物資の投下、あるいは上空からの敵施設の撮影などさまざま。基地から離陸し、目標地点をタグ付けすると、操縦士がその方向へ爆撃機を飛ばしてくれる。そして、たとえば艦船に爆撃する場合は、爆撃機内の画面に切り替えて爆撃手を所定の位置に移動させ、爆弾を選択した上で地上に向けた照準を見ながらタイミングよく投下する。投下する前には、爆弾のウェポンベイを開けておくことを忘れてはならない。また、正確に投下するには高度の調整も大事だ。

ミッション中には、敵戦闘機の襲撃に遭うこともあり、射撃手を機銃に向かわせて応戦する。レーダーに目を光らせ、敵戦闘機を発見するたびにタグ付けをし、撃ち落としていくのだ。銃弾には限りがあるため、機内の武器庫に補充に行かせることも必要だ。対応が遅れると被弾し、爆撃機やクルーのダメージへと繋がり、レーダーなどのシステムが故障することも。墜落を避けるためにも、タイミングを見て修理したい。修理は誰でもおこなえるが、エンジニアにやらせた方が素早く対応してくれるだろう。

そして目標を成功させ、基地に帰還するとミッションクリアだ。獲得した報酬で、爆撃機のアップグレードやカスタマイズ、またクルーたちの装備などを購入し、次のミッションへと飛び立つのだ。ミッションでは敵のエースキャラクターが登場することもあり、撃墜するとより多くの報酬を得られる。

『ボンバークルー:Complete Edition』は、刻々と変化する戦況に素早く的確に対応していく、やりこみがいのある作品だと言えるだろう。なお、「Complete Edition」である本作には、新たなミッションやアップグレード、敵エースキャラクターなどが追加されるDLC「Secret Weapons」と、9人のクルーが搭乗するアメリカ軍の爆撃機にて特別ミッションを遂行するDLC「U.S. Army Air Forces」が最初から収録されている。