『Apex Legends』シーズン1「ワイルドフロンティア」開幕。新レジェンドのオクタン登場ほか、ヒットボックスやアビリティ調整も

Respawn Entertainmentは日本時間の3月20日午前2時、『Apex Legends』にシーズン1「ワイルドフロンティア」アップデートを実施、Redditにてパッチノートを公開した。ここには兼ねてより予告済みであった新レジェンド オクタンやバトルパスの実装が含まれるほか、一部レジェンドのヒットボックスやアビリティ調整、さらにはパフォーマンス改善やバグ修正など、さまざまな変更が適用されている。

まずは新レジェンド Octavio “Octane” Silva(オクタン)の追加から触れていこう。コミュニティ内ではたびたびオクタンの実装が噂されていたが、先日より突如、踏むことで高く飛び上がれるジャンプパッドがマップの至る所に発見されたことで、その存在に真実味が帯びたレジェンドである(関連記事)。オクタンは、コースティックやミラージュと同様、レジェンドトークンもしくは750 Apexコインを支払うことでアンロック可能となっている。

まずはオクタンの持つ強烈なキャラクターに注目したい。公式サイトのレジェンド紹介ページには、”アドレナリン中毒者”という奇妙な肩書きで紹介されている。実際に、ゲーム内のオクタンは過剰なまでの興奮状態に陥っており、動作の一つをとってもひときわ異彩を放っている。そんなオクタンのエピソードは以下のとおりだ。

オクタンは日々を退屈に過ごしており、人生に何の望みも持たず、命知らずのスタントを披露するホログラム動画を投稿することで、視聴者の度肝を抜くことを楽しみに生きていた。そんな彼は、近場のガントレットに挑戦し、ゴール付近でグレネードを起爆することで推進力を得てコース記録を更新しようとしていた……。

彼は、病室で数時間の待ち時間を経て、脚の負傷によって若き無謀な日々が終焉を迎えたことを告げられた。旧友であるアジェイ・チェ(ライフライン)に助けを求めたところ、彼女からは脚の代わりとなる義肢を作るように諭される。一瞬にして走行機能を回復したオクタンは、残薄なスタンド動画の投稿では満足できなくなり、至上のアドレナリンの奔流を求めてApexゲームへ参戦を決めた。アリーナでは彼が退屈することはないだろう。

オクタンは、時間経過により体力が自動回復するパッシブアビリティ、自身の体力を消耗して移動速度を6秒間30%上昇させる戦術アビリティのほか、前述したジャンプパッドをアルティメットアビリティとして保有している。

アビリティ構成による機動力の高さが魅力で、特にジャンプパッドはチーム全体で一気に攻め込むことができる、戦闘の起点となる強力なアビリティだ。高所に飛び乗ることもできるので、強力なポジションを陣取るのにも役立つだろう。オクタンのアビリティ詳細は以下のとおり。

興奮剤(戦術アビリティ):移動速度が6秒間、30%上昇する。発動時に体力を消費。
高速修復(パッシブアビリティ):時間経過で体力が自動回復。
ジャンプパッド(アルティメットアビリティ):仲間を空中へ射出するジャンプパッドを展開する。

オクタン単体での強さも気になるところだが、異なる性能を持つレジェンド3体を1チームとして協力して戦う『Apex Legends』では、既存のレジェンドとの相性が重要となるだろう。現状では、積極的に敵チームと戦闘を起こしたり、チーム同士が争うところに漁夫の利を狙って詰め寄る戦術が主となっている。オクタンの機動力に長けたアビリティ構成は、それらのアグレッシブな立ち回りを助長してくれるのではないだろうか。

シーズン1バトルパスは、950 Apexコインで購入可能なコンテンツだ。また通常のバトルパスとは別に、購入した瞬間から25レベルとそれまでの報酬がアンロックされるバトルパスバンドルも用意されており、価格は2800 Apexコインとなっている。さらに、自力ではレベル100に到達できないというプレイヤーのため、1レベルあたり150 Apexコインでアンロックするシステムも用意済みだ。なお、シーズン1バトルパスの報酬はすべて限定品となり、シーズン終了後は手に入らないという。

バトルパスを所有していなくてもシーズンの経験値は溜まっていき、遅れてバトルパスを購入したユーザーもその時点のレベルに応じた報酬が一気に受け取れる。また、バトルパスバンドルを購入すると、そのレベルに加えて25レベル分の報酬が受け取れるという仕組みだ。さらに、バトルパス購入の有無を問わず、シーズン1をプレイするだけで入手できる無料報酬として、ワイルドフロンティアのレジェンドスキン1個とApexパック5個、そしてワイルドフロンティアのデータトラッカー18個が用意されている。

バトルパス購入者向けの特典としては、入手した時点でワイルドフロンティアをモチーフとしたライフライン、レイス、ミラージュのレジェンダリースキンが受け取れる。また、バトルパスレベルが上昇するごとに報酬がアンロックされる仕組みで、最大レベルは100となっている。つまり、シーズンを通して100個以上の報酬が受け取れるということだ。レベルアップによる報酬には、武器スキンやバナーフレームのほか、合計1000 Apexコインや、最低1つのレジェンダリーアイテムが保証されたApexパックも含まれている。

なお、バトルパスの詳細が公になって以降、コミュニティ内の多くのユーザーは、レジェンドのスキンが報酬に用意されていないこと、バナーやトラッカーといった細かなスキンばかりが報酬に含まれていることに不満を表しているようだ。一部ユーザーからは、『フォートナイト』のバトルパスのようにデイリーミッションなどが存在していないことも指摘されている。

とある海外ユーザーの投稿では、バトルパスによって受け取れる全報酬を羅列し、それらに何Apexコイン相当の価値があるのかが計算されている。前述したように、レベルを上昇させることで手に入るApexコインは合計1000にのぼることや、希少等級のアイテム入手が保証された特別なApexパックによってエピックやレジェンダリーのスキンが入手できることなどを考えると、全ての報酬を含めた価値は合計7790 Apexコイン相当であるとしている。

Respawn EntertainmentのプロダクトマネージャーLee Horn氏は、この件についてブログで言及している。同氏によると、将来的にはバトルパスにクエストや課題を追加することも視野に入れているが、あくまで初期のバトルパスは『Apex Legends』のゲーム性を学びながら楽しむことができるように仕上げたという。

また本アップデートにて、先日公開されたパッチノートに含まれていたレジェンドに関する変更が適用された。たびたび議論されていたヒットボックスの調整に加え、アビリティの仕様変更が行われている。本稿にて変更内容を再度お伝えしておく。

ヒットボックス調整
・ジブラルタル、コースティック、パスファインダーのヒットボックスを、実際のキャラクターモデルと一致するよう調整

コースティック
・NOXガストラップのクールダウンが30秒から25秒に変更
・NOXガストラップの効果半径および検知半径が10%拡大
・NOXガストラップの1秒間のダメージ遅延を削除

パスファインダー
・内部情報で探知できるビーコンの設置数がマップ上10個から12個に増加

ライフライン
・ケアパッケージからレベル4アーマー/ヘルメットがドロップしなくなる

レイス
・虚空へアビリティのクールダウンが20秒から25秒に変更

バンガロール
・駆け足のスピードボーナスが40%から30%に減少

これらの他にも、ゲームの安定性とパフォーマンス改善や、多くのバグ修正が含まれている。兼ねてより3月中に実施されると告知されていた本作初となる大型アップデート、待ち望んでいたユーザーも多いのではないだろうか。Respawn Entertainmentは、作品に対するアイデアはたくさんあるとしながら、ユーザーの意見を積極的に取り入れるためにも、RedditやTwitterで要望を伝えてほしいとしている。

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