『スマブラSP』の予約状況は絶好調。『スマブラ』シリーズ史上、そしてNintendo Switch作品史上最高の予約数に

 

米任天堂が運営する、対戦ゲーム関連の告知をするTwitterアカウントNintendo Versus ‏は、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の30秒のプロモーション映像を公開した。そこで、同作の予約状況が絶好調であることを明かしている。

このプロモーション映像は、海外メディアからの称賛を引用するAccolades Trailer形式で展開される。その中で「スマブラシリーズの中で最高の予約数(Best pre-selling Smash Bros. Game)」であること、「Nintendo Switchゲームの中で最高の予約数(Best pre-selling on Nintendo Switch)」であることを明かし、同作の予約状況が絶好調であることを強調している。

直近のNintendo Switchタイトルのヒット作といえば、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』。同作は、発売初週の世界累計販売本数が300万本を突破したことが明かされていた。この売上は堂々たるものであるが、予約状況を考慮すると、『スマブラSP』はその上をいく初週売上が期待できるかもしれない。

『スマブラSP』の予約状況が絶好調であることは、これまでにも示唆されていた。米任天堂社長であるレジナルド・フィサメィ氏は、今月11月半ばに『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』と『スマブラSP』の予約状況はともにNintendo Switch史上で最高レベルのものであるとThe Vergeに答えていた。

また、米Amazonの年間ビデオゲーム・ベストセラーにおいては、『スマブラSP』は発売前にして3位にランクインしている。今年メガヒットした『ゴッド・オブ・ウォー』や『レッド・デッド・リデンプション2』や『Call of Duty Black Ops 4』を上回る順位。14位から16位にかけて「マリオ」シリーズが3連続でランクインするなど、任天堂タイトルとの相性のよさを感じさせる通信販売サイトという性質が関連しているかと思われるが、それでも発売前にして3位に位置づける現状は、ヒットの予感を漂わせるものだ。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズは、Wii向けに発売された『大乱闘スマッシュブラザーズX』の累計販売本数が約1330万本、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の累計販売本数は、約1470万本(3DSが935万本/ Wii Uが535万本)となっている(任天堂ホームページの主要ソフト販売実績より)。これまでコンスタントに1500万本弱を売ってきたメガヒットシリーズだ。「全員参戦」を果たしたシリーズの決定版は、1500万本というマイルストーンを突破することができるのだろうか。『スマブラSP』は12月7日にNintendo Switch向けに発売予定だ。