ショップ経営+冒険RPG『Moonlighter』では、無料アップデートによる大規模なコンテンツ追加が予定中。冒険に連れて行けるお供など

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パブリッシャーの11 bit studiosは7月5日、Digital Sun Gamesが手がけるアクションRPG『Moonlighter』の2018年内のロードマップを公開した。本作は現在PC(Steam)/Xbox Oneおよび海外PlayStation 4向けに日本語対応で販売中。プレイヤーからは本作を高く評価する声と共に、多くのフィードバックも寄せられているそうで、今回公開したロードマップは、そうした意見をもとに、スタジオ内で議論と研究を重ねた末に取りまとめられたものだという。

『Moonlighter』は、ダンジョン探索のアクションRPGと、ショップ経営のシミュレーションゲームという2つの要素を組み合わせたユニークな作品である。主人公のウィルは、代々続くアイテムショップ「Moonlighter」の経営を受け継いだ青年だ。ショップがある村のはずれには、異世界のダンジョンへと繋がるゲートが存在し、ゲートをくぐった先はモンスターが巣食う危険な世界。しかし、貴重な資源や装備品、アーティファクトなどのアイテムが入手可能で、戦いの末これらを持ち帰ることでショップの商品にすることができる。

ショップでは、需要と供給のバランスを考えて持ち帰ったアイテムの値付けをおこなったり、設備をアップグレードしたり、あるいはバイトを雇うなど、さまざまな仕事が待っている。こうしてショップを切り盛りしながら、次の冒険のための装備を整え、そして同時に村の繁栄を目指すのだ(関連記事)。

今回公開されたロードマップでは、2018年内に予定されている4つのアップデートが発表されており、それぞれ無料配信される。まず、7月中に予定されている「More Stock Update」では、4つあるダンジョンに50種類以上の部屋が追加され、これまであるものと合わせて約600種類へと拡張される。本作のダンジョンは、入るたびにこうした部屋のパターンが組み替えられるため、これまで以上に新たな体験が生み出されることだろう。また、アーマーやアイテムのグラフィックの向上や、ショップのアップグレードに関するチュートリアルの追加もおこなわれる。

次の「Adventure Update」以降の配信時期は未定。このアップデートでは、いわゆるニューゲームプラスが追加され、ゲームの最初からプレイすることができる。ただし、難易度がアップするとのこと。また、異世界の謎のテクノロジーによる、次元武器やアミュレットといった新たな装備も追加されるという。

そして「Companion Update」では、その名の通りコンパニオンキャラクターが追加され、冒険に連れて行くことができる。コンパニオンキャラクターは、それぞれ見た目だけでなくスキルセットなどに違いがあるそうで、プレイヤーは好きなキャラクターを1人選択することになる。このほかにも、ゲーム内のいくつかのパラメーターを調整できるオプションが提供される。これはカスタムゲームと呼ばれ、多様なゲーム体験を生み出すためのものだそうだ。

年内最後のアップデート「Trouble Update」では、新たな中ボスが追加される。どのような中ボスが登場するのかは、サプライズに取っておきたいため明かさないとしているが、プレイヤーのバトルスキルを試すような強敵となるそうだ。また、新たなアイテムエフェクトも追加されるという。このアップデートについては、ハロウィーンに近い時期に配信したいとしており、それにちなんだ追加要素も検討しているとのことである。

これらの情報は各アップデートの基本的な内容に過ぎないとのことで、まだまだほかにも追加要素があるそうだ。さらに、来年もアップデートを続けていくと早くも宣言している。また、これら無料アップデートのほかに、有料のDLCが今冬に配信予定となっている。収録内容についてはまだ調整中とのこと。

なお、『Moonlighter』はNintendo Switch版も開発中で、年内発売予定となっている。開発元Digital Sun Gamesの上のツイートにより9月28日発売と一部で報じられたが、11 bit studiosにうかがったところ、発売日はまだ確定しておらず、ツイートの日付は関係ないとのこと。とはいえ、9月28日よりもあとに発売されることはないとツイートしているため、おおよその目安にはなりそうだ。本作は日本語に対応しているため、国内での発売にも期待したい。

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