任天堂、2018年を見据えたミニスーファミの継続的な供給を予定か。ミニファミコンは2018年より販売再開へ


任天堂は、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(以下、ミニスーファミ)の予約を9月16日より開始することを発表した。今回の発表に合わせて、販売を停止していたニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)の再販を2018年よりおこなうことも告知している。再販については、後日詳細が発表されるとのこと。

国内向けのアナウンスはシンプルなものであったが、海外向けにはもう少し掘り下げた内容をプレスリリースにて告知している。米任天堂は、SNES Classic Edition(海外向け ミニスーファミ)の信じられないほどの需要を考慮し、2018年も生産を続けると明かしている。SNES Classic Editionとミニスーファミは厳密には異なるものの国内向けにも「10月5日の発売日以降も出荷いたします。」と同様の記載がされており、ミニスーファミに関しても継続的な供給がなされると考えてもいいだろう。

ちなみに海外向けプレスでは、ミニファミコンの具体的な販売再開時期を「2018年夏」と定めている。国内向け販売も同じ方針になるかは不明であるが、なんらかのヒントになりそうだ。

実は今回の発表がある以前に、ニンテンドー・オブ・アメリカのレジー・フィサメィは、Financial Timesに対し、NES Classic Edition(ミニファミコン)と比較しSNES Classic Edition(ミニスーファミ)の出荷が劇的に増加するといい、ユーザーがオークションサイトで高額を支払い、ミニスーファミを手に入れないように呼びかけていた。今回の発言には、出荷量の増加が背景にあったのだろう。

以前弊誌でもお伝えしたように、海外で予約開始されたSNES Classic Editionは一瞬で売り切れ、オークションサイトには3倍もの価格の製品が並ぶなど、すでに地獄の様相を呈していた。発売してみないとわからないが、今のところミニスーファミは、世界中でミニファミコンよりもスムーズに購入することができそうだ。