『Darkest Dungeon』のiPad版が発売。なにかとストレスを抱える冒険者のターン制ローグライクRPG、PC版とのクロスセーブに対応

 

Red Hook Studiosは8月24日、『Darkest Dungeon: Tablet Edition』をiPad向けに発売した。価格は600円。本作は2016年にPC/PS4/Vita向けに発売されたターン制ローグライクRPG『Darkest Dungeon』の移植版だ。なお、日本語には対応していない。

本作でプレイヤーは町で冒険者であるヒーローを雇い、4人パーティーを編成してダンジョンへ送り出す。そしてお金や資源などのアイテムを獲得し、町の施設をアップグレードしたりヒーローを強化するというのが大まかなゲームの流れだ。ダンジョンの中ではモンスターとのターン制バトルが待っているが、ヒーローたちが戦う相手はモンスターだけではない。

本作はストレスを管理する要素が特徴で、モンスターからダメージを受けたり、空腹になったり、たいまつの火が弱くなってきたりなど、ヒーローたちは様々な要因でストレスを溜めていく。そしてストレスが極限に達すると、発狂してパーティーのほかのヒーローにも悪影響を及ぼしてしまう。ヒーローは死んでしまうと復活できないため、プレイヤーはそれぞれの状態に目を配り、状態がよくなければ冒険を切り上げて町で療養させたり、思い切ってクビにして新たなヒーローを雇うなどしながらゲームを進めていく。

*PC版のローンチトレイラー

今回のiPadへの移植は、これまで『Don’t Starve』や『Crypt of the Necrodancer』など、さまざまなゲームの移植を手がけてきた実績を持つBlitworksが担当しており、PC版などに含まれている要素はすべて収録されている。今年6月に発売されたDLC「The Crimson Court」についても年内に配信予定とのことだ。さらに、PC/Mac/Linux版とはオンラインストレージサービスDropboxを使ったクロスセーブにも対応する。家のPCで遊んでいた続きを外出先でも楽しむことができるわけだ。対応するiPadの機種など詳細はAppストアを参照されたい。