対戦格闘ゲーム『Killer Instinct』年内にもSteam版が発売へ。CEO 2017でマイクロソフトが発表

 

マイクロソフトは6月18日、対戦格闘ゲーム『Killer Instinct』について、年内にもSteamで発売すると発表した。これは先週末にアメリカ・オーランドで開催された格闘ゲームイベント「CEO 2017」の中で明らかにされたもの。『Killer Instinct』のXbox One版は同イベントの競技タイトルの一つとして採用されていた。

『Killer Instinct』は、もともとRareが90年代にアーケードやスーパーファミコンなどで発売した、独自のコンボシステムが特徴の格闘ゲームだ。現在Rareを傘下に持つマイクロソフトが、リブート作品として2013年にXbox One版を、2016年にWindows 10版を基本プレイ無料タイトルとしてリリースした。使用可能なキャラクターが固定されており(一定期間ごとに入れ替えられる)、使いたいキャラクターがある場合は個別あるいはバンドルで購入するという形だ。またXbox Play Anywhereに対応し、クロスバイ・クロスセーブが適用されるほか、両プラットフォーム間でのオンライン対戦も可能。

今回発表されたSteam版について、同じようなビジネスモデルを採用するのか。また、クロスプラットフォーム対戦に対応するのかなど気になるところだが、詳細については後日案内するとしている。ちなみに、Xbox Play Anywhere発表以降にマイクロソフトがSteamでも発売したマルチプレイタイトルとしては『Halo Wars: Definitive Edition』があるが、こちらはクロスプラットフォームプレイに対応していない。

*CEO 2017では、今月27日に配信予定の新キャラクターEagleのゲームプレイも初披露された