Amazonは「ゲーム実況」と「ゲームプレイ」のさらなる融合を目指す?Twitchなどと連携したシステム特許が発見される

インターネット通信販売でおなじみのAmazonが、ゲームセクションの強化を示唆する特許を出願していたことが明らかになっている。「JOINING GAMES FROM A SPECTATING SYSTEM」と呼ばれる今回の特許は、2015年7月にAmazon Technologies によって提出されたもので、今年1月5日に公開されている。(pdfリンク

特許の趣旨をざっくりと述べるならば、「ゲーム視聴とゲームプレイを一体化させるシステムの実現」だろう。視聴しているゲームストリームのデモや製品版をワンクリックでダウンロードできたり、画面の向こうにいるプレイヤーに手軽にアイテムを援助したりすることができる。ゲームを持っていれば、すぐにストリーミングで見ているセッションに参加することも可能とのこと。ほかにも過去におこなわれた試合をさかのぼって観戦するといった機能も搭載しているようだ。

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この特許は、おそらく「Twitch」を使ったゲームストリーミングが大きく関係していると予想される。Amazonは2014年に大手ストリーミングサイトTwitchを買収しており、Twitchのサービスを充実させるだけでなく、Twitchを絡めたゲームを開発する自社レーベル「Amazon Game Studios」を立ち上げている。Amazon Game Studiosは、現在実績あるデベロッパーたちとともに、ストリーミング主導のゲームを複数開発中だ。

アリーナ型の対戦ゲーム『Breakaway』はAmazon Game Studiosのなかでも、特に期待されている。
アリーナ型の対戦ゲーム『Breakaway』はAmazon Game Studiosのなかでも、特に期待されている。

「過去の試合をさかのぼって視聴できる」といった特許に記述されている多くは、実はAmazon Game Studiosブランドで開発されているゲームに搭載されている。しかしタイトルごとに実装されている、ストリーミングと連携した機能はそれぞれ異なっている。それらをすべてプラットフォーム側に組み込んでしまおうというのが、JOINING GAMES FROM A SPECTATING SYSTEMの意義だろう。

今回の特許の申請に対し「Steamに対抗するプラットフォームをAmazonが開発しているのではないか」と指摘する声もある。特許内容を見る限り、あくまでゲームセクションの強化に見えるが、ゲーム実況とゲームプレイを一体化させるプラットフォームがAmazon Game Studios謹製タイトルだけでなく、さまざまなゲームに開放されるならば、PCゲーム界はさらなる盛り上がりを見せるかもしれない。

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