開拓シミュレーション『The Colonists』開発中。部下はキュートなロボット、機械とともに荒野を宇宙都市へ導く街作り


発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第457回目は『The Colonists』を紹介する。

『The Colonists』は惑星開拓シミュレーションゲームだ。プレイヤーは新たに発見された惑星を開拓することを任された管理者。部下となるのは人間ではなく、機械。やや丸みのあるキュートなロボットたちを従えて、旧石器時代かのような何もない荒野を、最先端設備が揃う宇宙都市へと育てていく。

天然資源を増やしながら食料を栽培し、街を作るために地形を削る。原住民の土地を侵略し、同盟を組むこともあるだろう。こうした作業はすべてロボットがおこなう。ルーチンを組んで自動化をおこない、時に直接指示しながら街を発展させていく。近代都市へと育てるためには、街作りのお約束ともいえる、道路やボート、電車など交通やインフラを整備する必要があるだろう。

発表されたばかりでまだまだ情報は少ないが、荒れた土地にSFのような建物が並んでいたり、古びた民家のまわりをロボットが囲んでいたりなど、時代錯誤ながらキュートなスクリーンショットが印象的だ。小規模な街だけでなく、大規模な土地開発ができることも確認できる。

開発を手がけるのはイギリスに拠点を構えるCodebyfire。開発チームはRichard Wallis氏ひとりだという。その開発を支えるのは『Tokyo 42』を世に送り出したパブリッシャーMode 7。デベロッパー・パブリッシャーともにミニマルなチームであるが、実績は十分だ。

ゲームモードはシングルプレイヤーキャンペーンのほか、フリープレイキャンペーン、対戦型および協力型マルチプレイヤーモードが用意されるとのこと。早期アクセスタイトルとして2017年の8月に発売される予定だ。