『Titanfall 2』英国での初週売上はシリーズ前作におよばず。FPS大作に挟まれたリリース時期の影響か

英国の週間売上チャートGfK Chart-Trackのセールス情報により、『Titanfall 2』の初週販売本数はシリーズ前作の『Titanfall』に大きくおよばなかったことが分かった。計測期間は10月23日から10月29日まで。対象となるのは全プラットフォーム(PlayStation 4/Xbox One/PC)のディスク版であり、ダウンロード版は調査対象外となっている。『Titanfall』と『Titanfall 2』は英国での発売日が金曜日であったことから、初週の実質計測日数は2日。条件は同じだが、gameindustry.bizによると『Titanfall 2』の初週売上は前作の約4分の1だという。

『Titanfall』は英国での販売本数ランキングにて4週連続1位を誇ったが、『Titanfall 2』は初週4位にとどまっている。ランキング首位は2週連続で『Battlefield 1』。シリーズ過去作の『Battlefield 3』『Battlefield 4』はともに2週目で54%の販売本数減が見られたが、『Battlefield 1』は39%減にとどまっている。3位には『FIFA 17』が入っており、トップ4のうち3つをElectronic Arts(以下、EA)のタイトルが占めていることになる。2位には『Titanfall 2』と同日発売された『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition』がランクインしている。

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『Titanfall 2』では前作になかったシングルプレイキャンペーンが含まれており、その内容は海外ゲームメディアから軒並み評価されている。レビュー集積サイトのMetacriticではメタスコア・ユーザスコアともに高評価となっており『Battlefield 1』と僅差のスコアである。作品の出来栄えも高評価だが、開発を担当したRespawn Entertainment(以下、Respawn)は、リリース後に予定している全DLCを無料で提供するという、トリプルA級規模のFPSタイトルとしては異例の姿勢を見せており、消費者にやさしい作品でもある。これらの情報を踏まえると、売上が伸び悩んでいる原因はゲームのクオリティではなく、他のFPS大作に挟まれたリリース時期にありそうだ。

タイタンとパイロットの絆が描かれるシングルプレイキャンペーンは好評
タイタンとパイロットの絆が描かれるシングルプレイキャンペーンは好評

10月28日にリリースされた『Titanfall 2』と前後して『Battlefield 1』が10月21日に発売され、きたる11月4日には『Call of Duty: Infinite Warfare』(以下、Call of Duty: IW)が発売される。EAのCEOであるAndrew Wilson氏は、『Battlefiled 1』と『Titanfall 2』のターゲット層は異なるため、売上に悪影響が及ぶという心配はしていないと語っていたが、雲行きは怪しくなってきた。PlayStation LifeStyleがRespawnのプロデューサーであるDrew McCoy氏に話を伺ったところ、『Titanfall 2』の発売日はかなり前から決まっており、変更できなかったようだ。

投資会社のCowen & Companyは当初『Titanfall 2』の予測販売本数を900万本と見積もっていたが、先日予測値を「500万から600万本」まで大幅に下げた。やはりゲームのクオリティではなくリリース時期を考慮した結果とのこと。Cowen & Companyは『Battlefield 1』の予測販売本数を約1650万本としており、2つのタイトルには大きな差が生じている。

『Battlefield 1』と『Titanfall 2』を続けざまにリリースすることで『Call of Duty: IW』のセールスに打撃を与える戦略とも考えられるが、はたしてどうだろうか。少なくともGamespotの記事によると、EAのCFOであるBlake Jorgensen氏は『Call of Duty: IW』と同時期にリリースすることに不安はないようだ。11月4日に発売される『Call of Duty: IW』の初週売上にも注目せずにはいられない。

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