Nintendo Switch向け宇宙探偵STG『アンシェリアントリガー』12月12日発売へ。アニメ風表現と3Dが融合する“疑似3D2DSTG風3DSTG”

ピクセルは7月4日、『アンシェリアントリガー』を12月12日に発売すると発表した。5つの惑星を駆けるスペースオペラが描かれる、疑似3D風の3Dシューティングゲームである。

株式会社ピクセルは7月4日、『アンシェリアントリガー』を12月12日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格はダウンロード版が税込4400円、パッケージ版が税込4950円。公式サイトやPVなども公開中となっている。

『アンシェリアントリガー』では、2人の主人公の視点から5つの惑星を駆けるスペースオペラが描かれる、疑似3D風の3Dシューティングゲームである。本作の主人公であるミアとシェリルは、惑星ガラドシークの片隅にあるイームズ探偵事務所に所属し、浮気調査やペット探しなどに奔走していた。本作ではそんな中、イームズ探偵事務所へ匿名の依頼主から惑星サリウスの調査依頼が舞い込む。2人は、サリウスが惑星産業大臣の管轄であることや、依頼主が匿名であることなどを気にしつつも、調査へ出発。やがて大きな陰謀へと巻き込まれていく。宇宙を舞台にした調査や戦いが描かれる。


ミアとシェリルは戦闘を交えながら、調査依頼を進めていく。本作の戦いは、3DSTGとして展開される。ミアは2段ジャンプと二丁拳銃、シェリルは大型キャノンと浮遊能力をもっている。主人公2人の異なる能力を活用しつつ、攻撃によってステージ中に現れる敵やボスを倒していくのだ。要素としては後方からの援護射撃やフォースフィールドも存在。敵集団を倒した際の加点など、爽快感のあるプレイも待っているそうだ。

システム面では、サポート武器の強化機能が存在。全24ステージが用意されており、ストーリーモード以外にアーケードモードやトレーニングモードも搭載されている。また本作では処理は3Dでおこないながら、2Dアニメーションやイラスト、セルルックな3Dモデルなどを活用。クラシックな疑似3DSTGに近い表現を用いているためか、疑似3D2DSTG風3Dシューティングとも称されている。

 


本作は株式会社ピクセルが手がけている。過去作としては『ホーギーヒューwithフレンズ』『ふたごうさぎのご近所ツーリズモ』などをリリース。縦スクロールSTG『XELAN FORCE』Steam版においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー12件中91%の好評を獲得している。

なお本作『アンシェリアントリガー』では、同社代表の佐々木英州氏がディレクターを務めている。キャラクターデザインおよびイラストは『エメラルドドラゴン』『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』などに携わった木村明広氏が担当。音楽は、『ヴァンパイアハンター』や『ブレス オブ ファイアIII』などに携わった海田明里氏が担当しているそうだ。経験あるクリエイターたちも含めて、本作は彩られているのだろう。


アンシェリアントリガー』は、Nintendo Switch向けに12月12日発売予定だ。価格はダウンロード版が税込4400円、パッケージ版が税込4950円。限定特装版は税込8800円で、アートワークやピンバッジ、3Dメガネなどが付属する。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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