Microsoft、Windows向けの「Kinect for Windows」を生産停止へ。アダプターの利用を推奨
Microsoftは公式ブログにて、「Kinect for Windows v2」の生産を停止すると発表した。昨年10月より、Xbox One用のKinectをWindowsで使用できるアダプタ「Kinect Adapter for Windows」が販売されており、今後デベロッパーやユーザーにはこちらを使用するように伝えている。
公式ブログ「Kinect for Windows Blog」では、過去数か月、開発コミュニティからKinectセンサーへの需要が予想以上にあり、一部のマーケットではその需要に応えることが難しくなっていたとコメント。またKinect for Xbox OneをKinect for Windows用のアプリケーションでも使用できるようにして欲しいとの声があり、昨年アダプタ「Kinect Adapter for Windows」を販売したと説明している。
「Kinect Adapter」を利用すると、Kinect for Xbox Oneのセンサーを、Windows 8.0とWindows 8.1、タブレット上で利用することが可能となる。なお、昨年リリースされた「Kinect for Windows SDK 2.0」の時点で、Windows 7のサポートは打ち切られている。Kinect for Windowsと、Kinect for Xbox Oneは、機能的には同一だと開発チームは説明する。
公式ブログにて開発チームは、今後MicrosoftはXboxとWindows向けにKinectの開発を継続していくと伝えている。「Kinect for Windows v2」の販売は停止されるが、同デバイスへのサポートは続けられてゆく見込みだ。