『League of Legends』北米ゲームサーバーの切り替えテストが終了、サーバーの移設は数週間以内に


Riot Gamesは先週、『League of Legends』北米ゲームサーバーを西海岸のポートランドから、北米中央部のシカゴへと移設することを発表した。本日、この移設は数週間以内に行われることが改めて発表された

このサーバー移設は、昨年発表された北米地域の接続状況改善計画「NA Server Roadmap」の第3フェーズにあたる。『League of Legends』の北米サービスは、ゲームサーバーが西海岸オレゴン州ポートランドに位置しているため、北米地域東半分に居住するユーザーからは、レイテンシーや接続不良についての不満が長い間噴出し続けていた。これを改善するため、最終的に北米中央部に位置するネットワークの要である、イリノイ州シカゴへのゲームサーバー移転が具体的に発表されたのが、先週の話である。

現地時間の8月11日午前(日本時間8月11日深夜)、既存のポートランドサーバーからごく少数のゲームをシカゴの新サーバーに振り分けるというテストが行われた。このテストの告知では「非常に少ない割合の試合がシカゴサーバーに振り分けられ、ほとんどの試合はポートランドサーバーで行われるため、明確にPingやレイテンシーの差が生じることはほとんどない」とされていたが、Redditの議論スレッドでは、明らかにPingが変わったゲームに接続したユーザーからの報告が数多く書き込まれている。

6時間におよぶサーバー切り替えテストは成功し、シカゴサーバーへの移設手続きが順調に進められることになった。サーバー切り替えの正確な日時はまだ決まっていないが、まもなく発表できるとのことだ。

サーバー切り替えは1日をかけて行われ、ダウンタイムは設けられない予定だ。順調に作業が進めば、切替日には徐々に接続がシカゴサーバーへと振り分けられ、ポートランドサーバーで行われるゲームの数が減っていく。切替日の最後には全ゲームがシカゴサーバーで行われるようになり、ポートランドサーバーは緊急用のバックアップとなる。

接続不良を理由に他サーバー(ラテンアメリカなど)へアカウント移転手続きを取った北米地域のプレイヤーについては、シカゴサーバーの稼働開始後に無料でアカウントを戻せるよう取り計らわれるとのことだ。

レイテンシーが最大45ms上昇する見込みの地域: 北米太平洋沿岸北西部、ハワイ、太平洋諸島、日本 レイテンシーが最大30ms上昇する見込みの地域: 北米西海岸地域 レイテンシーの変動はない地域: アメリカ中央東部州、カナダのサスカチュワン州 中程度~大きなレイテンシー減少(最大50ms減少)が見込まれる地域: 北米地域東部
レイテンシーが最大45ms上昇する見込みの地域: 北米太平洋沿岸北西部、ハワイ、太平洋諸島、日本
レイテンシーが最大30ms上昇する見込みの地域: 北米西海岸地域
レイテンシーの変動はない地域: アメリカ中央東部州、カナダのサスカチュワン州
中程度~大きなレイテンシー減少(最大50ms減少)が見込まれる地域: 北米地域東部

日本からの接続は、現在のポートランドサーバーよりも物理的な距離が遠くなるため、Pingが高くなる見込みだ。Riot Ahab氏の投稿によれば、シカゴサーバーでのPingを稼働前に知りたい場合は、「104.160.131.3」へと接続テストを行えばよいとのこと。サーバー移設後の日本からのレスポンスに興味がある読者諸氏は、接続テストを行ってみてはいかがだろうか。

ライターがいつも日本国内でLoLをプレイしている手元の環境でpingテストを行ってみたところ、現行のポートランドサーバーでは129ms、移設先のシカゴサーバーでは155msという結果が得られた。シカゴサーバーではpingの上昇が示唆される結果となったが、Riot GamesはISPと提携した経路改善等も行っているため、移設後にはシカゴサーバーへの回線環境が変わることも考えられる。実際に日本国内からの接続環境を見きわめるには、シカゴサーバー稼動を待たねばならないだろう。