『ポケモン』のゲームフリーク、新作2Dアクション『GIGA WRECKER』をSteamにて早期アクセス配信開始


ゲームフリークはSteamにて2Dアクション『GIGA WRECKER』の配信を開始した。価格は1480円。配信形態は早期アクセスとなっており、2017年1月の正式版のリリースを目処にしながら、毎月アップデートをしていくという。

『GIGA WRECKER』は、物理演算を使ったパズルと、ステージ探索を融合させた2Dアクションゲーム。主人公は破壊した物体を武器に変換する機能「ARCHE(ARms Creating and Handling Effect)」を持っており、残骸で作られた武器をドリルや剣に変化させ、状況に応じて使い分けて道を切りひらいていく。立ちはだかる障害物や壁を削り取り、残骸を足場にしながら突破するなど、オブジェクトをうまく利用しながら進んでいく頭脳が求められる場面もあるという。。トレイラーでは、スパッとオブジェクトを切り倒す「ブレイド」、重いものが必要なシーンで活躍する「ロック」、天井から伸びる障害物を破壊する「ドリル」、攻撃手段でありながら壁に刺さると足場になる「ジャベリン」など、興味深い武器が紹介されている。

早期アクセスの現時点で実装されているのは、ひとつのステージと1体のボスのみだが、基本的な機能は全面的に開放されているという。開発の進行にあわせて配信されていくメインストーリーは、改造人間となったひとりの少女を操作しロボット軍団と戦っていくものとなるようだ。

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ゲームフリークといえば、言わずと知れた『ポケットモンスター』の開発を手がけるスタジオだ。近年ではニンテンドー3DS用向けに、ソリティアと競馬を融合させ高い評価を得た『ソリティ馬』や、リズムにノりながら音符を集める『リズムハンターハーモナイト』を販売していた。ほかにもセガとタッグを組みPlayStation 4/Xbox One/PC向けに『TEMBO THE BADASS ELEPHANT』をリリースしている。

『GIGA WRECKER』は、物を破壊する要素やドリルなどの武器から、一部では隠れた名作とされている『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』を彷彿させる部分があり、目が離せないタイトルになりそうだ。