「ウルトラマン」シリーズ、モバイル向けに本格ゲーム展開へ。まずは第1弾作品が来年前半にリリースへ

 
Image Credit: 円谷プロダクション

円谷フィールズホールディングスのデジタル事業戦略子会社であるメタフィールド株式会社は5月21日、「ウルトラマン」シリーズのIPを活用した複数のハイブリッド・カジュアルゲームを企画・開発し、全世界に向けて展開していくことを発表した。第1弾となるゲームタイトルは2025年度前半にリリース予定。

「ウルトラマン」シリーズは、円谷プロダクションが手がけ1966年に放映された特撮テレビドラマ「ウルトラマン」に端を発するシリーズだ。テレビドラマや映画、漫画などさまざまな媒体でウルトラマンの名を冠する変身ヒーローによる、怪獣や宇宙人との戦いが描かれてきた。


今回、メタフィールドは「ウルトラマン」シリーズのIPを活用した複数のハイブリッド・カジュアルゲームを企画・開発し、全世界に向けて展開していくことを発表した。ハイブリッド・カジュアルゲームとは、ハイパーカジュアルゲームとミッドコアゲームの要素を融合させたモバイルゲームのサブジャンルとされる。親しみやすいシンプルなカジュアルゲームと、より魅⼒的で没⼊感のあるミッドコアゲームの持ち味をあわせもつ点が特徴だとのこと。

現在メタフィールドでは複数のゲームの企画・開発・運営が予定されているとのこと。グローバル展開を意識し、海外のユーザーにもより⾝近に「ウルトラマン」シリーズを感じてもらう狙いがあるそうだ。円⾕ブランドの永続的成⻑に寄与できるグループ会社ならではの戦略的事業として進められていくという。第1弾となるゲームタイトルのリリースは2025年度前半となる見込みだ。

「ウルトラマン」シリーズのゲーム展開といえば、2022年10月にNintendo Switch向けに発売された『ウルトラ怪獣モンスターファーム』が記憶に新しい。一方、このほかには近年積極的にはゲーム展開されてこなかった傾向もある。今後はハイブリッド・カジュアルゲームとしてグローバルにモバイル向け作品を展開していく計画があるようだ。続報にも注目したい。