夢の世界冒険戦略RPG『Dream Tactics』日本語対応で4月15日配信へ。仲間と出会いカードを集め、夢の世界を守るためまくら軍団と対峙

 

パブリッシャーのFreedom Gamesは3月8日、Spectra Entertainmentが手がけるデッキ構築型戦略RPG『Dream Tactics』を4月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。


『Dream Tactics』は、夢の世界ドリームワールドを舞台にしたデッキ構築型戦略RPGだ。メルヘンチックな雰囲気をもつドリームワールドであるが、崩壊の危機にあるという。そこで主人公の魔法少女ネルーが、残された時間が少ないなか、仲間を集めながら崩壊から救うための冒険をおこなう。

ドリームワールドは空に浮かぶ島々によって構成されており、プレイヤーはさまざまな環境の島を探索。そのなかでは、ピロウ軍団と呼ばれる敵が立ちはだかる。ピロウ軍団は、枕のようなモコモコしたキャラクターで見た目は可愛いものの、強力な敵もいるため慎重に戦うことが求められるとのこと。また、地形を利用して敵の裏をかくことができるが、逆に敵に裏をかかれる場面も存在するようだ。


島の探索時は自由に移動できるが、バトルに突入するとグリッド上でのターン制アクションに移行。プレイヤーはデッキから5枚のカードを引き、そのカードによって攻撃や回復、あるいは特定の効果を与えたりなどのアクションをおこなう。カードには使用コストがあり、保有MP内なら1ターン中に複数のカードを発動可能だ。上手く組み合わせることで、強力なコンボを繰り出すこともできる。そして次のターンが回ってくると、また新たなカードを引く流れとなる。

冒険を進めるなかでは、新たなカードを入手したり、仲間となるキャラクターに出会ったりすることになる。仲間のキャラクターはそれぞれユニークなカードを持っており、パーティメンバーには4人まで選ぶことが可能。また、味方同士でカードをトレードできる要素もある。キャラクターは装備によって、たとえばカード発動時に特定の効果を発揮するなどの強化ができ、装備アイテムにはコストが存在。キャラクターのレベルが上がるにつれて、より多くのアイテムを装備できるようになる。

なお本作には4段階の難易度が用意され、プレイ中に後から変更することもできる。ただし、もっとも難しい「スーパーハード」だけは変更不可。このスーパーハードモードにはパーマデス方式が採用されているとのことで、パーティが全滅すると最初からやり直しになるようだ。


本作の開発元Spectra Entertainmentは、EAやRelic Entertainmentの元スタッフらが設立したカナダのインディースタジオだ。本作『Dream Tactics』の開発にあたっては、『ファイアーエムブレム』シリーズや『ディスガイア』シリーズ、『ファイナルファンタジータクティクス』から影響を受けたそうで、またゲームボーイアドバンスを意識したというドット絵ビジュアルも特徴となる。

『Dream Tactics』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに4月15日配信予定だ。またSteamでは現在体験版が配信中で、すでに日本語表示に対応している。