『ゴースト・オブ・ツシマ』PC版ついに発表。DLC内容盛り込み、フレームレート無制限やウルトラワイドサポートなどを引っさげて見参

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは3月7日、『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』PC版を発表した。発売日は日本時間5月17日。対応プラットフォームはSteamおよびEpic Gamesストア。各ストアでは予約購入受付が開始されている。

『ゴースト・オブ・ツシマ』は、蒙古襲来をテーマとしたオープンワールドゲームだ。舞台となるのは、モンゴル帝国に攻め込まれた1274年の対馬。主人公となるのは、惨劇から生き残った武士の境井仁だ。仁は、対馬に上陸したモンゴル帝国の大軍勢を相手に戦う。敗北しながらも生きながらえた結果、モンゴル軍に勝つため、侍の道に反した邪道な戦い方に手を染めることを決意。冥人(くろうど)として、立ち上がる。本作では日本の対馬を舞台としており、和風なオープンワールド世界が表現されている。美しい自然の中を旅していくのだ。

本作はPS4で発売され、のちにPS5でも『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』として展開。そしてこのたび、ついにPC向けに発売されることになる。PC移植はSIEタイトルのPC展開でおなじみのNixxesが担当。本作はSucker Punch Productionsの内製ゲームエンジンで作られており、そちらをベースにPCに移植したそうだ。

ディレクターズカット版がベースということで、壱岐島の冒険をまじえた追加コンテンツが楽しめる。またオンライン協力型モード「Legends/冥人奇譚」も収録。黒沢モードも盛り込まれており、『ゴースト・オブ・ツシマ』のコンテンツをまるっと楽しめる。


PC版はフレームレート無制限で、さまざまなグラフィックオプションが完備。NVIDIA DLSS 3、AMD FSR 3、Intel XeSSといったアップスケーリングテクノロジーにも対応。もちろんNVIDIA ReflexとNVIDIA DLAAにも対応する。21:9のウルトラワイドや32:9のスーパーウルトラワイド、そして48:9のトリプルモニタにまで対応しているそうだ。

PS5コントローラーDualSenseを用いれば、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーでPS5版と同様の体験が可能。マウスとキーボードにも対応し、キーアサインも自由に設定できるという。なおSucker Punch ProductionsのゲームがPC向けに移植されるのは今作が初とのこと。

『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』PC版は、5月17日にPC(Steam)/Epic Gamesストアにて発売予定である。