リラックス家づくりゲーム『SUMMERHOUSE』Steamにて3月8日配信へ、日本語対応。夏空の風景にパーツを配置し、自由気ままな家づくり

 

インディー開発者のFriedemann Allmenröder氏は1月23日、家づくりゲーム『SUMMERHOUSE』を3月8日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応する。


『SUMMERHOUSE』は、自由な家づくりを楽しめる作品だ。海に浮かぶ島や街の一角、あるいは山に囲まれた高原などさまざまな環境が用意され、いちから家を建てることができる。本格的な建築シミュレーションゲームというわけではなく、ルールも制限もないリラックスした雰囲気のなかで、直感的に家をデザインしていくことができるゲームプレイが特徴だ。

ゲームプレイ画面はサイドビュー形式となっており、画面左に並ぶメニューから建築用パーツを選択し、好きな場所に配置していく。メニューには、壁や屋根、扉、窓のほか、看板や植木鉢、エアコンの室外機などの装飾物、木々や岩などの自然物といった項目があり、それぞれに複数のデザイン・種類のパーツが用意。構造的な正しさなど難しいことを考える必要はなく、見た目で判断してパーツを置いていくだけで、家が出来上がっていく。また、パーツを配置していくなかでは、人物が描かれたパーツがアンロックされていく模様である。

 


メニューには、配置済みのパーツをコピーするツールや、ランダムにパーツを取り出すツールも存在。思い描く家をコツコツ作り上げることはもちろん、ランダムに出てきたパーツでどうにかして家に仕上げていくような楽しみ方もできるわけだ。ドット絵で描かれた各パーツにはどこか温かみがあり、夏空眩しい風景によく馴染む。

マップは左右にある程度の広さがあり、スクロールしていくことができるため、家を何軒も建ててちょっとした街並みを作ることも可能だ。木々や茂み、岩なども配置すれば、景観はガラッと変わるだろう。本作にはこのほか、パーツを配置した順にアニメーション表示させる機能も用意されている。成果をSNSなどに共有する際などに役立ちそうだ。


本作の開発者Friedemann Allmenröder氏は、『ISLANDERS』や『Superflight』などを手がけたGrizzlyGamesの共同設立者として知られる人物。昨年には、新たに設立したCosy Computerからリリースした『Pizza Possum』でも高い評価を得ており、本作『SUMMERHOUSE』はそうした作品に携わるかたわら、個人で制作してきたそうだ。

『SUMMERHOUSE』は、PC(Steam)向けに3月8日配信予定。また、Steamでは体験版が配信されている。