マイクに叫ぶと敵に見つかるサバイバルホラー『Rotten Flesh』1月22日早期アクセス配信開始へ。怪物に聞かれぬよう、迷子の愛犬の名を呼ぶジレンマ

 

デベロッパーのSteelkrill Studioは1月6日、サバイバルホラー『Rotten Flesh』について、1月22日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Rotten Flesh』は、コズミックホラーサバイバルゲームだ。主人公は、姿を消した愛犬Royを探し、下水の奥へと足を踏み入れることになる。そこにはRoyのほかにも、得体の知れない脅威が存在。主人公は身を隠し、時に銃で身を守りつつ、さまざまな恐怖が待つ下水の奥深くへと潜り込んでいく。

本作の特徴は、「愛犬の名前を実際に呼ぶ」システムだろう。本作はマイク入力をサポートしており、プレイヤーがマイクに向かって「Roy」と発声することでゲーム内の愛犬に呼びかけることができる。近くに犬がいれば、吠えて場所を教えてくれるとのこと。しかし、下水に住まう名状しがたい怪物たちも、プレイヤーの声を聞くことができる。怪物に場所を知られるリスクに怯えながら、愛犬に呼びかけなければいけないわけだ。

また、本作では銃といった武器を使って身を守ったり、敵から身を隠したりする要素も存在。アップグレードアイテムや回復アイテムなどを拾得・管理し、ステルスや銃撃も活用して、脅威を逃れるのだ。ほかには、パズル要素や物語面にも力を入れているとのこと。初代PlayStationを彷彿とさせるグラフィックも、こだわりのひとつだそうだ。


このたび、本作の早期アクセス配信が1月22日に開始されることが発表された。早期アクセス配信開始時点で、すでにゲームはほぼ完成形となる見込みとのこと。主なマイク入力利用要素も実装されており、ストアページで紹介されているゲームプレイ要素もすべて盛り込まれ、ゲームを最初から最後まで遊べるかたちとなるそうだ。正式リリースまでの期間は短くなるだろうとしつつ、数か月かかる可能性があるとしている。

正式リリースに向けては、新モードや「声の高さによって怪物へのバレやすさが変わる」などのマイク入力機能追加といった新要素の実装を予定。ほか、バグ修正などのブラッシュアップや、プレイヤーのフィードバックを受けてのアップデートも実施される見込み。

本作を手がけるSteelkrill Studioは、開発者のSteelkrill氏による個人スタジオ。これまでには『The Voidness』や『The Backrooms 1998』などのホラーゲームを手がけており、両作いずれもSteamユーザーレビューにて「非常に公表」ステータスを獲得している。

『Rotten Flesh』は1月22日、PC(Steam)向けに早期アクセス配信開始予定。