『FF16』DLC「Echoes of the Fallen《空の残響》」&「The Rising Tide《海の慟哭》」正式発表。第一弾は本日配信、新たに動き出す物語

 

スクウェア・エニックスは12月8日、『FINAL FANTASY XVI』(以下、FF16)のDLC「Echoes of the Fallen《空の残響》」&「The Rising Tide《海の慟哭》」を正式発表した。「Echoes of the Fallen《空の残響》」が第一弾、「The Rising Tide《海の慟哭》」が第二弾と位置づけられており、第一弾はなんと本日配信となる。第二弾は2024年春発売予定。価格はDLC第一弾が1210円で、第二弾とセットになったエキスパンションパスは3080円で販売されている。


『FF16』は、『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作。舞台となるのは、クリスタルの加護を受けし大地ヴァリスゼア。この地では、クリスタルの巨塊“マザークリスタル”によってエーテルが供給され、剣と魔法の世界で人々は暮らしていた。ロザリア公国、ザンブレク皇国、ウォールード王国。それぞれの国がマザークリスタルを保有することで均衡が保たれていたが、世界が“黒の一帯”に蝕まれることで、そのバランスが崩れつつあった。主人公となるのは、クライヴ・ロズフィールド。ロザリア公国の第一王子であるクライヴは、王位を継ぐ弟を守るナイトとして鍛錬を続けていたが、とある悲劇へと巻き込まれていく。

本作では本編で物語は完結しているものの、ヴァリスゼアの世界には謎がまだ残されており、コミュニティから「この世界の物語とキャラクターの活躍をもっと見たい」との声があったという。そうした声もあり、DLCの開発をスタートすると告知されていた。そしてこのたび予告された2種類のDLCが正式に発表されたかたち。

公開されたトレイラーでは、『FINAL FANTASY XVI』の物語が新たに動き出すと銘打たれている。クライヴやジョシュア、ジルらが古代文明に遭遇。エーテルがある遺跡を探索し、召喚獣や魔導兵器などに出会うというのが「Echoes of the Fallen《空の残響》」の内容になるようだ。一方「The Rising Tide《海の慟哭》」では、ノースリーチ北に監視塔が佇んでいたミシディアへと潜入。緑多い大地でクライヴたちが再び冒険と戦いに身を投じるようである。あの物語にどのような展開が生まれるのか、続報に注目したい。


『FF16』DLC「Echoes of the Fallen《空の残響》」は本日より配信中、「The Rising Tide《海の慟哭》」は2024年春に配信予定。ふたつのDLCをセットでお得に購入できる「エキスパンションパス」も本日発売されている。