サッカークラブ経営シム『Football Manager 2024』アプデで、Jリーグ選手の顔写真が実装。より遊びやすくデータ充実

 

セガは11月30日、『Football Manager 2024』のメジャーアップデート24.2を配信した。本アップデートは、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/PS5/ Xbox Series X|S向けのものとなっており、さまざまな修正や改善が施されている。さらに、国内ユーザーにとっては喜ばしいであろう、Jリーグ周りに関するアップデートも実施。このアップデートによって、Jリーグ選手の顔写真がゲーム内で表示されるようになっている。

『Football Manager 2024』は、サッカーマネージメント・シミュレーションゲームシリーズの最新作である。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)およびNintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S・Netflixのほか、Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。

本作は、サッカーチームの運営をおこなうシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、大小さまざまなチームの監督としてチーム運営を指揮し、選手のスカウトやチーム編成、試合の戦術などを決め、チームの繁栄を導いていく。本作には、世界中のサッカーチームと選手が多数実名で登場するほか、『Football Manager 2024』においてはJリーグとパートナーシップを締結。J1リーグからJ3リーグの実在チームが日本国内のサッカーチームとして参戦し、各チームの所属選手らもゲーム内に登場している。国内展開にあたって、さまざまなサッカーファンを幅広くカバーしている作品である。


本作のメジャーアップデート24.2では、発売時にカバーしきれていなかったJ1からJ3リーグまで、ゲーム内に登場する選手たちの顔写真が実装された。これまでは3Dのモデリングや黒いシルエットで代用されており、味気なさを感じていたプレイヤーも少なからずいたことだろう。しかしアップデート後はそうした選手たちの顔写真が見られるわけだ。

たとえばJ1リーグのガンバ大阪から、期限付き移籍でJ3リーグの奈良クラブに加入した髙橋隆大選手といった、今年新加入したばかりである19歳の若手選手の顔写真も実装済み。筆者が確認したところ、一部顔写真がない選手が見られるものの、J1からJ3リーグに所属するほとんどの選手の顔写真が用意されているようだ。


今回のアップデートによって、今見ている情報がどの選手のものなのか、顔写真のおかげで認識しやすくなったことだろう。膨大なデータと向き合うことになる本作にとっては、小さいながらもありがたい変更だ。ほかにも、ニュース画面など、至るシーンで選手の顔写真が表示されるようになり、サッカークラブ経営シムとして、より本物らしさが感じられるかたちになっている。


グラフィック周りに関しては、選手の顔写真のみではなく、クラブチームのロゴやユニフォームについても更新。これまで、公式のロゴとは違ったものが表示されていたチームも、実在のものと同じロゴが表示されるようになっている。細かい部分ながら、Jリーグクラブ経営への没入感がますます増したことだろう。


メジャーアップデート24.2では、試合中をはじめとしたさまざまな場面における不自然な挙動や、不具合修正もおこなわれている。データや大会ルールのアップデートもおこなわれているものの、これらを適用してプレイするためには、新たなセーブデータを作成する必要があるので注意されたい。なお、Nintendo Switch版となる『Football Manager 2024 Touch』とNetflix版となる『Football Manager 2024 Mobile』のアップデートについては、公式フォーラムによると近日中に配信予定であるそうだ。

『Football Manager 2024』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|S・Netflix向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供中だ。