『ファイナルファンタジーVII リバース』新情報いろいろ公開。エリアやキャラの新たなお披露目ほか、自分の強さによって敵の強さが調整される新難易度あり

 

スクウェア・エニックスは11月17日、『ファイナルファンタジーVII リバース』の新情報を公開した。キャラクターやフィールド、システムなどが横断的に公開されている。あわせて、新たなトレイラーも公開中だ。


『ファイナルファンタジーVII リバース』(以下、リバース)は、『ファイナルファンタジーVII リメイク』に続く新作だ。三部作プロジェクトの第二作目となり、ミッドガルを脱出したクラウドたちが、未知なる荒野への旅に踏み出す。本作ではリニア型であった前作とは異なり、広大なフィールドが存在。さまざまな場所を冒険し駆け巡るのだ。

今回、さまざまな新情報が明かされた。まずは石壁の街カーム。以前にTGSのデモやトレイラーにもたびたび映し出されており、改めてお披露目された。オリジナル版では、石造りの簡素な街であったが、『リバース』では現代のビジュアルで表現されかなり迫力ある街になっている。またミスリルマインもお披露目。グラスランドとジュノンをつなぐ坑道だ。オリジナル版の青々としたテイストは引き継がれつつ、美しく蘇っている。

カーム

ミスリルマイン


そのほかキャラクターとしては、カームの宿屋オーナーであり神羅カンパニーと対立するブロード、アンダージュノンの村長兼警備主任で反神羅のロドナー、アンダージュノンに住まうイルカと仲良しの少女プリシラ、グラスランドのチョコボファームを営むグリンの孫グリングリン、グリングリンの妹のクリンなどがお披露目された。

ブロード

ロドナー

プリシラ

グリングリン

クリン


今回公開されたキャラは顔ぶれさまざま。オリジナル版ではネームドだったキャラから、今回特にフォーカスされるキャラも。特にプリシラはオリジナル版で登場し、クラウドとの接近によりプレイヤーに衝撃を与えた(かもしれない)。“例のシーン”が『リバース』でどのように蘇るか注目されるところ。

そのほか、満を持してパーティーキャラとして参戦するレッドXIIIの攻撃技や、エアリス新固有アビリティ「魔法陣ワープ」。2人のキャラで繰り出す新システムの連携アビリティや連携アクションなどもお披露目されている。詳しくはトレイラーや公式ホームページを確認してほしい。


ちなみに本作では、前作同様に難易度選択やバトルモード選択が存在。アクションとクラシックモードから選択しゲームを進行できる。難易度としてはストーリーを気軽に楽しめるEASYや標準的なNORMALのほか、新たにプレイヤーの強さに応じて敵の強さが自動で調整されるADVANCEが登場。本作は前作とは異なりさまざまなフィールドを冒険するシステムということで、敵の強さもまちまちになるだろう。ADVANCEを選べば、常に緊張感を味わえるようだ。


『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに2月29日発売予定。本編にサントラやアートブックなどを加えたデラックスエディションやコレクターズエディションが用意されるほか、前作『リメイク』と新作『リバース』をセットにしたツインパックも発売予定。また『リメイク』や同作DLC「エピソードインターミッション」のセーブデータを所有していれば、『リメイク』所持者は召喚マテリアのリヴァイアサンが、「エピソードインターミッション」所有者には召喚マテリアのラムウが特典として手に入る。


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