CD PROJEKT RED（以下、CDPR）は11月15日、『ウィッチャー3 ワイルドハント』（以下、ウィッチャー3）に向けて、公式Modエディターを開発中であることを発表した。来年、無料でリリース予定だ。
『ウィッチャー3』は、2015年にPC/PS4/Xbox One向けに発売されたオープンワールド・アクションRPG。アンドレイ・サプコフスキ氏の小説「ウィッチャー」シリーズを題材にしている。本作PC/PS5/Xbox Series X|S版向けには、2022年12月14日に新世代機向けアップデートが実施された。また、今年5月には世界累計売上本数が5000万本を突破。依然として根強い人気を誇り、開発元も手厚いサポートを続けている作品だ。
そんな本作に向けて、公式Modエディターが準備されているという。『ウィッチャー3』といえば、多数のコミュニティModが作られていることも特徴。Mod共有サイトNexus Modsでは、本作のModが6000個以上公開されており、同サイトでサポートしているタイトルのなかでも人気上位作品となっている。また、上述の新世代機向けアップデートにおいては、コミュニティModも盛り込まれるなど上質なModも多数存在している。
今回展開が明かされた公式Modエディターは、そうした『ウィッチャー3』Modコミュニティへのさらなる後押しとなることだろう。公式Modエディターは既存のクエストやコンテンツを編集したり、まったく新しいコンテンツを一から作り上げたりすることも可能だという。なおModエディターの対応予定プラットフォームはPC版のみとなるそうだ。Modエディターのさらなる詳細については、来年告知される予定とのこと。
『ウィッチャー』シリーズとしては、現在「Polaris」とのコードネームで新作が開発中。新たな三部作の始まりとなることが伝えられている。こちらの新作のModサポート体制にも期待をかけたい。
